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AOCRに参加して

福山直紀

　2014年9月24日から28日まで開催された第15回アジア・オセアニア放射線学会（AOCR）に参加したので報告させて頂きます。この学会は1969年に設立され、2年に1度、毎回開催国を変えて開かれています。1998年に第8回AOCRが日本で開催され、今回が2回目の日本での開催だったようです。今回は第50回日本医学放射線学会秋季大会と同時開催ということもあり、会場である神戸コンベンション・センターと神戸ポートピアホテルでは多くの放射線科医でにぎわいました。ちなみに、次回のAOCR 2016は中国の北京で開催されるようです。
 
 
今年度、大学院生として多くの学会や研究会に参加させて頂きましたが、研究テーマである心血管領域に特化したものがほとんどでした。そんな中、今回のように多くの領域を扱った国際学会に参加でき、各分野の最新の知見に触れることができたことは放射線科医として非常に良い機会となりました。ポスター会場でも300近い演題が会場に掲示されており、自分の専門分野以外の研究内容をじっくりと見ることができ良い刺激となりました。また秋季臨床大会との同時開催ということもあり、国際学会になかなか参加する機会がないような方にとっても良い機会になったのではないかと思います
 

 
 
また、私は「冠動脈CTを用いた冠動脈支配灌流域解析ソフトウェアの有用性に関する検討」という内容をポスターセッションで発表させて頂きましたが、この度Scientific Exhibition AwardsでBronze賞を受賞することができました。これもご指導頂いた先生方や、画像作成に協力して頂いた技師の方々のおかげだと思っておりますので、この場を借りて厚く御礼申し上げます。