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ASCI 2015に参加して

福山直紀

2015年6月11〜13日にマレーシアのクアラルンプールで開催されたASCI 2015に参加させて頂きましたのでご報告させて頂きます。
クアラルンプールは蒸し暑い気候ではありましたが、空港から学会場への交通の便は非常に良く、学会場のホテルも快適な環境であったため、各演題を集中して拝聴することができました。学会場があったクアラルンプールの中心地では多数の高層ビルが立ち並ぶ一方、街中では屋台街が多数あったりと、街全体から東南アジア独特の活気ある雰囲気を感じました。
本学会は一般演題、シンポジウム、ポスターセッションを中心として構成されており、モダリティもCT、MRI、PET、SPECT、USと様々な内容を扱っています。そのため私自身の研究テーマである心臓CT以外のモダリティの演題を聴講することで、多くの知見に触れることができ非常に勉強になりました。
愛媛大学からは、一般口演とポスターセッションでの発表がありました。私は一般演題で口演をさせて頂きましたが、口演は今回が初めてであったため非常に緊張しました。しかし自分の研究内容に関してフロアーや座長から質問や意見を頂くことで、今までとは異なる角度から自分の研究を見直すことができました。
また今回も、６名しか選ばれない若手奨励賞の中に田邊裕貴先生と城戸倫之先生の２名が選出されました。私自身も来年は選出されるよう、研究に励みたいと思います。
二日目の夜にはパーティーが行われました。規模は少し小さめではありましたが、各国の著名な先生方と直接お話できたのは非常に印象深かったです。
学会に参加させていただいたことで世界最先端の研究を知ることができ、日々の仕事・研究へのモチベーションをあげることが出来ました。次回のASCI 2016にも参加できるよう、また気持ちを新たに研究に励みたいと思います。

 

田邊裕貴先生の若手奨励賞受賞の様子

発表時の風景
 

城戸倫之先生の若手奨励賞受賞の様子