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第25回日本心臓核医学会総会・学術大会 「第15回若手研究者奨励賞の最優秀賞」を受賞して

田代らみ 

　平成27年6月27日〜28日に東京で開催された「第25回日本心臓核医学会総会学術集会」に参加しました。学会参加は、望月輝一教授、宮川正男先生、西山香子先生、私の4人です。
今回、私ははじめて若手研究者奨励賞審査講演で発表しました。テーマは「F-18 FDG PET/CTにおける心サルコイドーシスの心集積: ROC解析を用いた定量評価」についてです。FDG PET/CTを施行した心臓サルコイドーシス疑いの125例において、心筋のFDG集積を定量化して病変の活動性の評価を試みた研究です。これまで各学会や研究会でたくさん発表の経験を積ませていただきましたが、今までで一番緊張しました。今までやってきたこと全てを出しきることができ、「第15回若手研究者奨励賞の最優秀賞」という名誉ある賞をいただきました。大会長の一色高明先生をはじめ諸先生方にお礼申し上げます。表彰状は、審査委員長の望月教授からいただきました（注：望月教授は採点されておりません）。感無量でした。スピーチでは今までのことを思い出し、涙が出ました。表彰式と同時間帯に、西山先生はデジタルポスターにて「半導体 SPECT 装置を用いた被ばく低減プロトコールに関する検討」のご発表があり、同セッションで宮川先生が座長をされておりましたため、お二人ともご不在でしたが、後で受賞報告をすると大変喜んでいたき嬉しかったです。

このたび、表彰を受けられたのは、もとより私個人の力によるものではありません。大学院在学中に、日々ご指導いただいた望月輝一先生、宮川正男先生、その他、協力をいただいた上司や放射線医学教室の先生方に感謝申し上げます。また、支えてくれた家族にも心から感謝したいと思います。
私こと、本年、結婚して新しい生活をスタートいたしましたが、家庭と仕事を両立させながら、心臓核医学会の勉強を続けていきたいと希望しております。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。