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2025論文紹介⑥ 循環器画像診断(MRI)
多保康平 先生
愛媛大学医学部附属病院 助教
Usefulness of compressed sensing coronary magnetic resonance angiography with deep learning reconstruction
Kohei Tabo, Tomoyuki Kido, Megumi Matsuda, Shota Tokui, Genki Mizogami, Yoshihiro Takimoto, Masaki Matsumoto, Mitsuharu Miyoshi, Teruhito Kido
Jpn J Radiol. 2025 Jul 7;43(11):1822–1832.
doi: 10.1007/s11604-025-01830-5
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【論文紹介】
冠動脈MRA(CMRA)は造影剤投与が不要で放射線被ばくがないという利点がありますが、撮影時間の長さが課題となっています。近年、高速撮影法であるCompressed Sensing(CS)がMRAに応用されており、撮影時間の短縮に成功しています。ただ、CSはデータを間引いて画像を再構成する方法であるためどうしても画質が低下する傾向にあります。今回、CSとAI を用いた Deep Learning Reconstruction (DLR) を併用したCMRA (以下 CSAI CMRA) が開発されました。これによって画質を維持した短時間撮像が期待されます。そこで本論文ではCSAI CMRAの撮影時間と画質を従来法と比較しました。結果としてCSにDLRを併用することで良好な画質を保ったままCMRAの検査時間を短縮出来る可能性が示唆されました。
【ひとこと】
CMRAは大変有用な検査ですが、検査時間が長くどうしても臨床でオーダーされにくい検査です。実際の臨床で使用するにはまだまだ検討する項目はありますが、今回の研究でCSAI CMRAが良好な画質を保ったまま検査時間を短縮出来ることが示されました。この研究が今後CMRAのオーダーのハードルを下げることに貢献出来ることを期待します。