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2026論文紹介② 循環器画像診断(PET)

川口直人 先生
愛媛大学医学部附属病院 准教授

 

Diagnosis of multivessel coronary artery disease using 13N-ammonia positron emission tomography and contributing factors of reduced global MFR in the real-world clinical practice.
Kawaguchi Naoto, Okayama Hideki, Ohara Kentaro, Kido Sinsuke, Hirai Kuniaki, Okada Tomohisa, Matsuda Megumi, Inoue Takeshi, Kido Teruhito.
Jpn J Radiol. 2026 Mar 19.
doi: 10.1007/s11604-026-01957-z. Online ahead of print.

 

【論文紹介】
アンモニアPETはリアルワールドでは様々な要因でGlobalMFRが低下します。実際に多枝狭窄病変が原因でMFR(心血流予備能)が低下したのは51%、49%は他の様々な要因で低下していました。その理由としては、高いRestMBF、負荷不十分、体動の影響、高度1枝病変、心不全、微小循環障害など様々です。多枝狭窄病変を疑う因子としては、定性画像でfill-inパターンを示す事が、唯一の独立した因子でした。MFRという定量値だけでなく、定性画像をしっかりみることで、多枝狭窄病変の診断に有用といえます。

【ひとこと】
実際の現場でGlobalMFRが低下している症例を多く経験したため、その原因について調べてみました。微小循環障害に関しては様々な原因が関与しているため、正確に推定できませんでしたが、かなり広く関与していると思われます。今後はその観点も含めて研究を進めていきたいと思っています。

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