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SCCT 2014 in サンディエゴに参加して

田邊裕貴

 
今回、私は毎年アメリカで行われるSCCTという心臓CTの学会に参加させて頂きました。
今回はサンディエゴで開催され、私自身は初めてのサンディエゴでした。ロサンジェルスなどと比較しますと、少し田舎の港町で、メキシコとの国境沿いにある街になります。会場はとても大きなホテル会場で、今回の宿泊ホテルでもありました。
初日は、近くのSally’s Barというシーフードの店でご飯を頂きました。非常に量もあり、味付けも濃厚な、まさにアメリカ食といった感じでしたが、港街ということもあって、とても美味しいシーフードを頂きました。
 
到着2日目から3日間SCCTは開催されましたが、心臓CTに特化した学会でありますので、非常に濃厚なセッションが毎日朝から夕方まで開催されていました。内容はとても興味深く、刺激的で、大変勉強になりました。昨今の心臓CTに関するトピックスとしましては、冠動脈プラーク評価、心筋パーフュージョン評価、FFR-CT、TAVIの術前評価など、従来の冠動脈評価を超えた多方面にわたる心臓CTの有用性について検討されており、またそれらに関する多施設共同研究など最近のエビデンスなどが多数紹介されておりました。
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今回、私は『Dynamic myocardial CT perfusion imagingを用いた心筋血流定量評価』という内容で、ポスターセッションで発表させて頂きました。最終日のハイライトセッションの中では、代表演題の1つとして紹介して頂きまして、非常に光栄でありました。次回のSCCTはラスベガスにて開催予定であり、また来年に向かって頑張っていきたいと思います。最後に、望月教授をはじめ、愛媛大学放射線医学の諸先生方には、今回の学会出張に関して多大なご助力を頂きましたことを心から御礼申し上げます。
 
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