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後方視的臨床研究に関するお知らせ : 「CT画像を用いたサルコペニア診断の妥当性に関する研究(二重エネルギーX線吸収法をgold standardとして)」

愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。その中で今回示します以下の研究では、患者さんのカルテの記録や通常の診療で撮影した画像情報(C T、M R I、単純写真、DXA画像(四肢骨格筋量)など)を使用します。
この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテや画像情報(C T、M R I、単純写真、DXA画像(四肢骨格筋量)など)を利用することをご了解いただけない方は、下記【お問い合わせ先】までご連絡下さい。

【研究課題名】
CT画像を用いたサルコペニア診断の妥当性に関する研究(二重エネルギーX線吸収法をgold standardとして)

【研究機関】愛媛大学医学部附属病院放射線科及び整形外科

【研究責任者】吉田和樹(放射線科 医員)

【研究の目的】
過去に受診された愛媛大学病院患者さんのCT画像を解析し、サルコペニアの診断に応用する研究を行うことといたしました。サルコペニアとは高齢期にみられる骨格筋の減少と筋力もしくは身体機能の低下により定義される病気で、この研究はサルコペニアにおける有効な診断方法の検討を目的としたものであり、今後の診療にも役立つことができると考えています。

【研究の方法】
(対象となる患者さん)2012年1月から2022年3月に愛媛大学医学部附属病院を受診された方のうち、全身骨塩定量検査とC T画像検査の両方を3ヶ月以内に受けられた方
(利用するカルテ情報)性別、年齢、原病歴、既往歴、身長、体重、喫煙、飲酒、身体所見、血液検査データ、画像検査データ(DXA画像(四肢骨格筋量)、CT、単純X線写真、MRI)、治療状況 等

【個人情報の取り扱い】
収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。

<試料・情報の管理責任者> 愛媛大学医学部附属病院放射線科  吉田和樹

さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さんの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。

【お問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院放射線科 吉田和樹
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-960-5371