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後方視的臨床研究に関するお知らせ : 「虚血性心疾患に対するMulti Static Perfusion methodの有用性に関する検討」

愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。その中で今回示します以下の研究では、患者さんのカルテの記録や通常の診療で撮影した画像情報(C T、M R I、エコー検査など)を使用します。
この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテや画像情報を利用することをご了解いただけない方は、下記【お問い合わせ先】までご連絡下さい。

【研究課題名】
虚血性心疾患に対するMulti Static Perfusion methodの有用性に関する検討

【研究機関】愛媛大学医学部附属病院放射線科及び循環器内科

【研究責任者】山本雄太(放射線科 医員)

【研究の目的】
過去に受診された虚血性心疾患の患者さんの診療録(カルテ)の情報を収集し、ダイナミック心臓CTパーフュージョン画像(従来は15-20回程度の低線量心臓CT撮影を行なっている)を後ろ向きに解析することで、Multi Static Perfusion method(4-5回の低線量心臓CT撮影による心筋虚血検出=狭心症診断)の有用性を検討します。この研究は、臨床診療の場で撮影されたCT画像を再構成することで、より低被曝で高画質な心筋CT perfusion画像を得ることができるようになる可能性について検討するものであり、皆様の今後の診療にも役立つことができると考えています。

【研究の方法】
(対象となる患者さん)2018年1月から2022年3月に愛媛大学医学部附属病院を受診された方のうち、心筋CTパーフュージョン検査と経皮冠動脈造影検査の両方を3ヶ月以内に受けられた方
(利用するカルテ情報)性別、年齢、原病歴、既往歴、身長、体重、喫煙、飲酒、身体所見、血液検査データ、画像検査データ、治療状況 等

【個人情報の取り扱い】
収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。

<試料・情報の管理責任者> 愛媛大学医学部附属病院放射線科 吉田和樹

さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さんの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。

【お問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院放射線科 山本雄太
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-960-5371