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後方視的臨床研究に関するお知らせ : 神経内分泌腫瘍に対するルテチウムオキソドトレオチド治療後の線量測定に関する後ろ向き研究

お知らせ

 

愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。その中で今回示します以下の研究では、患者さんのカルテの記録の他、核医学薬品を投与した後の放射線の集まった部位を調べるSPECT/CT撮影画像の情報を使用して、病気の部位や正常臓器に照射された線量を評価します。

この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテや保管されている情報、画像データを利用することにご了解いただけない方は、以下の【お問い合わせ先】までご連絡下さい。

 

【研究課題名】
神経内分泌腫瘍に対するルテチウムオキソドトレオチド治療後の線量測定に関する後ろ向き研究

【研究機関】愛媛大学医学部附属病院

【研究機関の長】杉山隆(病院長)

【研究責任者】高田 紀子(放射線科 助教)

【研究の目的】
当院でルテチウムオキソドトレオチド(商品名ルタテラ)治療を受けられた患者さんの画像情報を元にして、病変部位および正常の臓器に集まった放射線量(吸収線量)の計算、評価を行うことといたしました。
将来的には、吸収線量を用いて画像上の腫瘍の治療効果や、腎臓や骨髄等の正常臓器の副作用との関係についての検討も行っていきたいと考えています。この研究により治療効果や副作用の程度に併せて個人の最適な治療線量を求めることができるようになる可能性があり、安全、かつ効率的な核医学薬品の投与線量の決定に役立てられる可能性が期待されます。

【研究の方法】
(対象となる患者さん)2023年4月1日から2026年3月31日に1回でも愛媛大学医学部附属病院でルテチウムオキソドトレオチド(商品名ルタテラ)治療を受けられた患者さん
(利用するカルテ情報)性別、年齢、発症時期、合併症、既往歴、画像検査データ、治療状況等

【個人情報の取り扱い】
収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。

<情報の管理責任者>愛媛大学医学部付属病院  放射線科  氏名 高田 紀子

さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さんの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。

 

【お問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院放射線科 高田 紀子
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-960-5371(内線9550)