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後方視的臨床研究に関するお知らせ:「冠動脈 CT 血管造影および数値流体力学による急性冠症候群のプラーク崩壊機 序の探索研究」

愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行って います。その中で今回示します以下の研究では、患者さんのカルテの記録や通常 の診療で行った検査データ(心臓 CT 検査、冠動脈造影、血管内エコー)を使用 します。
この研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテや保管されている検査データ (心臓 CT 検査、冠動脈造影、血管内エコー)を利用することをご了解いただけ ない方は、下記【お問い合わせ先】までご連絡下さい。
【研究課題名】
冠動脈 CT 血管造影および数値流体力学による急性冠症候群のプラーク崩壊機 序の探索研究
【研究機関】 愛媛大学医学部附属病院放射線科
【研究責任者】 倉田 聖 (放射線科 講師)
【研究代表者】 Bon-Kwon Koo(ソウル国立大学 教授)
【研究の目的】 過去に受診された急性冠症候群(急性心筋梗塞、不安定狭心症)の患者さんの診療録(カルテ)の情報を収集し、心臓 CT の数値流体力学をもちいた診断方法 を評価する研究を行うことといたしました。この研究は急性冠症候群における有効な診断方法の検討を目的としたものであり、今後の診療にも役立つことが できると考えています。
【研究の方法】
(対象となる患者さん)2008 年 1 月 1 日から倫理委員会承認日(2019 年 8月)の期間に愛媛大学医学部附属病院を受診された方のうち急性冠症候群と診 断された患者さん (利用するカルテ情報)性別、年齢、発症時期、検査日、既往歴、身体所見、血液検査データ、治療状況、心臓 CT データ、冠動脈造影データ、 血管内イメージング(超音波検査:IVUS、光干渉断層法:OCT)
【共同研究について】 この研究は、韓国のソウル国立大学、ほか国内外の病院や研究施設と共同で行います。対象となる患者さんの画像データ・臨床情報を、個人情報がわからない 状態(匿名化)に処理して、研究の中心施設(ソウル国立大学病院臨床治験セン ター、韓国)にセキュリティ保護されたインターネットを介して登録します。
集められた資料は、それぞれ担当の施設(臨床情報:ソウル国立大学、韓国/ 心臓CT:HeartFlow社、米国/ 血管造影・IVUS・OCTなどの画像データ:サムスンメディカルセンター、韓国)で解析し、総合的に検討することで医学・医療の発展に役立つ成果が得られることが期待されます。
【個人情報の取り扱い】 収集した試料・情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を除いて匿名化いたします。個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個 人を特定できる情報は一切含まれません。
<試料・情報の管理責任者> 愛媛大学医学部放射線科: 倉田 聖
さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】ま でご連絡ください。他の患者さんの個人情報の保護、および、知的財産の保護等 に支障がない範囲でお答えいたします。
【お問い合わせ先】
愛媛大学医学部放射線科: 倉田 聖(講師)
愛媛県東温市志津川 愛媛大学医学部放射線科 Tel: 089-960-5371、 FAX: 089-960-5371
愛媛大学医学部 循環器科: 池田俊太郎(循環器センター准教授) 愛媛県東温市志津川 愛媛大学大学院循環器・呼吸器・腎高血圧内科 Tel: 089-960-5303、 FAX 089-960-5306