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後方視的臨床研究に関するお知らせ : 半導体FDG PET/CTにおける心臓の集積に関する検討
愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。この研究は、愛媛大学医学部附属病院の臨床研究倫理審査委員会での審査・承認、病院長の許可を受けて実施しております。
今回の研究では、患者さんのカルテの記録や通常の診療で行った画像検査情報(FDG PET/CT、心エコー)を使用します。
研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテの情報や検査情報を利用することにご了解いただけない方は、以下のお問い合わせ先までご連絡下さい。
研究課題名 | 半導体FDG PET/CTにおける心臓の集積に関する検討 |
研究機関名 | 愛媛大学医学部附属病院 |
情報の提供を行う研究機関の長 | 愛媛大学医学部附属病院 病院長 杉山 隆
(試料・情報の提供元の管理責任者) |
研究責任者(個人情報管理者) | 放射線科 助教 岡田 知久 |
研究期間 | 2023 年 11月 16日 ~ 2027 年 3月 31日 |
対象 | 2021年4月から2023年3月に愛媛大学医学部附属病院でFDG PET/CTを撮影した患者さん |
利用する試料・情報等 | (利用するカルテ情報)
性別、年齢、身長、体重、血圧、現病歴、既往歴、身体所見、血液検査データ、画像検査データ、心電図データ、治療歴 等 |
研究の概要 | 2020年4月から当院では新しいFDG PET/CT装置である半導体PET/CT装置が導入されました。この装置は従来の装置と比較して、小さな病変がよりくわしく見えるようになると言われています。
FDG PET/CT検査の際に、心臓には生理的にFDGが集積することがしられており、ときには病変との鑑別が問題になることもあります。 半導体PET/CT装置になって心臓の集積もいままでよりきれいにみえることが予想されますが、半導体PET/CT装置における心臓のFDG集積に関する報告はいままでありません。 今回、過去に新しい装置でFDG PET/CTが撮影された患者様のデータを利用して心臓の集積について調査を行うことを目的としています。 本検討で主に解析に使用させていただく画像(FDG-PET/CTや心臓エコー)は主治医の判断の元、診療を行う上で撮影が必要不可欠と判断された患者さんにおいて撮影された画像ですので、本検討を行うことだけを目的とした検査施行や薬剤投与などは行っておりません。 |
個人情報の取扱い | 収集した試料・情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる情報を削除いたします。患者さんを特定するための情報(対応表)は、院内で個人情報管理者が厳重に保管いたします。そのため個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。
また、なお、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。 |
お問い合わせ先 | 愛媛大学医学部附属病院放射線科 岡田 知久
791-0295 愛媛県東温市志津川454 Tel: 089-960-5371 |