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後方視的臨床研究に関するお知らせ :腹部領域における拡散強調像の応用的画像解析の有用性に関する検討
この研究の詳細についてお知りになりたい方は、下欄の問い合わせ担当者まで直接お問い合わせください。
なお、この研究の研究対象者に該当すると思われる方の中で、ご自身やご家族の試料(例:血液など)や診療情報(例:カルテの情報など)をこの研究に使ってほしくないと思われた場合にも、下欄の問い合わせ担当者までその旨をご連絡下さい。
≪試料・情報の利用目的及び利用方法≫
●研究の名称
腹部領域における拡散強調像の応用的画像解析の有用性に関する検討
●研究の対象
2023年8月~2025年1月に愛媛大学医学部附属病院で上腹部MRI検査を受けられた方 50名
●研究の目的
腹部MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査は治療方針を立てる上で癌診療において欠かすことのできない検査です。拡散強調画像は MRI 検査の撮像方法の一つで、病変と正常組織との間に高いコントラストが得られるため、病変を見つけやすいという特性があります。
一方で、呼吸の状態や消化管内のガスの量などによる影響を受けやすく、これが画像の評価を妨げる要因となって、良好な画質を得られないことあります。しかし、近年の機器の進歩によって、より鮮明な画像を得る期待ができるようになりました。よって拡散強調画像を用いた応用的画像解析結果が新たに臨床的に有用な指標を提供できる可能性が出てきました。 この研究の目的は最新機器で撮像された拡散強調画像を複数の手法で解析することによって、肝腫瘍の鑑別や治療効果予測に有用な指標を検出することです。
●研究の期間
研究機関の長による実施許可日から(西暦)2026年3月まで
●利用又は提供を開始する予定日
研究機関の長による実施許可日
●他の機関に提供する場合には、その方法
データの提供は、記憶媒体(SSDもしくはUSB)に保存し、郵送で行います。またはセキュリティの担保されたクラウドストレージを利用いたします。提供する際は個人を特定する情報は削除し、パスワードをかけ、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。特定の個人を照合するための情報は、提供元の研究責任者・研究分担者が保管・管理します。
≪利用し、又は提供する試料・情報の項目≫
●研究に使用する試料・情報
情報:・研究対象者背景:年齢、性別、既往歴、合併症、造影剤アレルギーの有無、家族歴、生活歴、服薬状況
・身体所見:身長、体重
・臨床検査: 血液学的検査(白血球数、ヘマトクリット値、ヘモグロビン値、血小板数)、生化学検査(AST、ALT、ALP、Bil、Col、Alb、BUN、Cr)、腫瘍マーカー
・MRI検査画像データ
・病理組織所見:腫瘍組織診断
・病理組織所見:(採取されている場合には)腫瘍組織診断
・治療歴や治療後経過
≪利用する者の範囲≫
●機関名および責任者名
【研究代表機関】
浜松医科大学 尾﨑公美
【共同研究機関】
愛媛大学 松田恵
株式会社フィリップス・ジャパン マルク ヴァン カウテレン
京都医療科学大学 医療科学部放射線技術学科 石田 翔太
≪外国にある者に対する試料・情報の提供≫
この研究では外国にある者へ試料・情報を提供しないため、該当しません。
≪試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称≫
愛媛大学医学部放射線科 松田 恵
≪試料・情報の利用又は他の研究機関への提供の停止(受付方法含む)≫
あなたの試料または情報を研究に使用することや、他の研究機関に提供することを望まない場合には、問い合わせ先まで連絡をいただければ、いつでも使用や提供を停止することができます。連絡方法は、以下≪問い合わせ先≫をご確認ください。
≪資料の入手または閲覧≫
この臨床研究の計画や方法については、あなたのご希望に応じて資料の要求または閲覧ができます。あなたがご自分の研究結果を知りたいと希望される場合は、研究担当者にその旨をお伝えいただければ、他の研究対象者に不利益が及ばない範囲内で、あなた自身にあなたの結果をお伝えします。希望された資料が他の研究対象者の個人情報の場合には、資料の提供または閲覧はできません。
≪情報の開示≫ あなたご自身が研究の概要や結果などの情報の開示を希望される場合は、他の参加者に不利益が及ばない範囲内で、原則的に結果を開示いたします。しかし、情報の開示を希望されない場合は、開示いたしません。
また、本研究の参加者以外の方が情報の開示を希望する場合は、原則的に結果を開示いたしません。
≪問い合わせ先≫
〒791-0295
愛媛県東温市志津川454愛媛大学医学部
部署名: 放射線医学教室
担当者: 松田 恵
TEL: 089-960-5371