愛媛大学
愛媛大学は研究者育成教育に非常に力を入れており、科目名「医科学研究I」として1年次4月の研究室見学期間に引き続き5月より研究室配属が始まる。医科学研究Iは通年の必修科目であり、年度末にレポートとして論文を提出する、レポートは、所属講座以外の2講座の教員によって評価され、コメントとともにフィードバックされる。医科学研究は、2、3、4年次の選択科目の医科学研究II、III、IVに継続する。研究志向の学生は、3年次から大学院講義科目の単位を、科目等履修生として正式に取得することができる。医科学研究発表会という、学内の研究発表会が毎年9月に開催される。自由参加型であるが、1〜6年次学生による概ね50演題前後の発表がある。論文発表、学会発表を推奨しており、学生が筆頭の原著論文も継続的に公表されている。これらの研究者育成教育は、独自予算をもつ研究者育成委員会によって運営されている。