2018年4月1日、さくらの湯敷地内にあった農産物直売所「さくら市場」を移転・拡大し、
新しく「さくらの湯観光物産センター」(以下「観光物産センター」)がオープンしました!
東温市の特産品や軽食の販売、観光情報の発信を行う観光物産案内所も併設されています。
2018年4月1日、さくらの湯敷地内にあった農産物直売所「さくら市場」を移転・拡大し、
新しく「さくらの湯観光物産センター」(以下「観光物産センター」)がオープンしました!
東温市の特産品や軽食の販売、観光情報の発信を行う観光物産案内所も併設されています。
この研究会は,「三世代同居のまちづくり」をキーワードに,東温市及び東温市内の企業等と愛媛大学が連携して,「持続可能な健康長寿のまちづくりを目指すものづくり産業の創生」「地域資源(自然・観光・特産品)を活用したヘルスケア産業の創生」を目指しており,平成27年度から活動しています。
研究会では,今村健志委員長から,3年目を向かえた本研究会の活動を振り返るとともに,新しい委員も加わり,産官学連携のみならず,医食農に加え工学との連携も視野に入れながら,次年度は飛躍の年にしたいとの挨拶がありました。
その中で,今年度,企画・実施してきた各事業報告のほか,新たに加わったパナソニックヘルスケア株式会社の渡邊克也委員から,これまでの取り組みと融合させた新しい事業提案や今後の発展性等について発言があり,活発な意見交換が行われました。
また,次年度の事業計画として,東温市ヘルスツーリズムや企業対象コーホート研究のほか,食を科学する取り組みの一つとして,従業員によるモニタリングを実施し,エビデンスを蓄積することで商品に付加価値を与える企画等,新しい事業の提案があり,審議の結果,引き続き密な連携を図りながら商品化・事業化を目指すことで一致しました。
本学では,引き続き本研究会を通じた産官学連携に積極的に取り組み,いきいきと健康的に暮らせる地域社会の創生に寄与していくこととしています。
平成30年3月5日(月)~6日(火),東温市内の自然や施設・食材等を楽しみながら健康について考える「東温市ヘルスツーリズム・モニターツアー」を実施し,愛媛県内から19人が参加しました。
ヘルスツーリズムとは,自然豊かな地域を訪れ,そこにある自然,温泉や身体に優しい料理を味わい,心身ともに癒やされ,健康回復・増進・保持する観光形態を言います。今回のイベントは,東温市と市内の中小零細企業及び愛媛大学医学部が連携して,持続可能な健康長寿のまちづくりを目指す「とうおん健康医療創生事業」の一環で実施したもので,本学医学部附属病院の看護部スタッフがプログラムの作成から参画して実施しました。
1日目には,当院抗加齢・予防医療センターの伊賀瀬道也センター長による健康講座「ヘルスツーリズムにおける温泉の効能」を開講し,安全な入浴法や血管の若返り効果をもたらす入浴法などの紹介がありました。ツアーの会場として,「ふるさと交流館(さくらの湯)」を設定していたため,講座終了後には,多くの参加者が温泉に入り,講座で学んだことを実践していました。また,スポーツインストラクターの窪田三思さんを講師にお招きし,姿勢を維持するために心がけることや,ストレッチ体操などを体験しました。
2日目には,参加者全員で皿ヶ嶺連峰県立自然公園の中にある「白猪の滝」を目指したハイキングを実施し,東温市の大自然を満喫しました。その後,東温市産の野菜をふんだんに使った料理を堪能し,ハイキングでの心地よい疲労感が残る身体を,優しい料理が癒やしていきました。最後に,マスターライフオーガナイザーの鶴見恵子さんによるマクロビオテック講座を開講し,健康増進・保持する食事法等の紹介がありました。
参加者からは,「楽しく充実した2日間となりました」「健康についてたくさん学び・考えることができました」といった感想が寄せられました。
引き続き,本事業の目的であるヘルスツーリズムの創生を目指し,東温市及び市内企業と連携して取り組んでいくこととしています。
平成30年2月23日(金),東温市役所会議室において,東温市とパナソニックヘルスケア株式会社が協働事業に関する連携協定を締結しました。
この協定は,本学医学部・附属病院と東温市及び市内企業が連携して実施している「とうおん健康医療創生事業」の一つとして位置付けられており,それぞれが持つ資源を有効活用しながら,健康・福祉・医療分野を中心とした多方面にわたる地域協働事業を行うことで,地域経済の活性化と住民サービスの向上を目的とするものです。
締結式では,加藤章東温市長及びパナソニックヘルスケア株式会社の小谷秀仁代表取締役社長が協定書に署名し,固い握手を交わしました。立会人として,本学大学院医学系研究科長の満田憲昭教授,東温市健康医療創生研究会委員長の今村健志教授,同副委員長の日浅陽一教授も出席し,更なる連携推進を確認しました。立会人を代表して,満田研究科長から「これまで東温市と医学部は共存共栄で発展してきましたが,今後はパナソニックヘルスケア様という援軍が加わり,健康・長寿・医療をキーワードとした『東温市モデル』のブランド化を一層推進していきたいと思います」と挨拶がありました。
本学部の使命である『教育・研究・医療』に加え,とうおん健康医療創生事業を通じた地域貢献を果たすべく,更なる産官学連携を推進することとしています。
この研究会は,「三世代同居のまちづくり」をキーワードに,東温市及び東温市内の企業等と愛媛大学が連携して,「持続可能な健康長寿のまちづくりを目指すものづくり産業の創生」「地域資源(自然・観光・特産品)を活用したヘルスケア産業の創生」を目指しており,平成27年度から活動しています。
今回は,平成29年度の取り組み状況報告として,これまでに企画・実施してきた各事業の報告や意見交換が行われ,それらを踏まえた次年度の事業計画についても話し合われました。
事業報告では,ツウテック株式会社代表取締役の増田和俊氏から,滅菌機器の共同開発に関する進捗状況や愛媛大学大学院医学系研究科・附属病院の教職員との連携状況について話がありました。その中で,現在制作を進めている試作品が完成した際には,実用化等を見据えた意見交換を行いたいとの発言があり,本研究会がプラットフォームとなり企画・実施する事が確認されました。また,キシモト株式会社専務取締役の岸本賢治氏から,骨まで食べられる干物の成分分析に関し,本学農学研究科の菅原教授と連携して取り組んでいるとの説明があり,今後の進展に向けて協議を重ねていくこととなりました。
続いて,3月に予定している「東温市ヘルスツーリズムモニターツアー」の企画内容や,もち麦を活用した健康レシピの開発・普及について意見交換が行われました。有限会社ジェイ・ウイングファーム代表取締役の牧秀宣氏から,一時的なブームに左右されるのではなく,継続性のある事業として戦略的に実施する必要があるとの意見があった他,株式会社ジョイ・アート代表取締役の越智 陽一氏からは,アートセラピーの企画・検討について,本研究会の活動を通じて連携を図っていきたいとの発言があり,事業計画に盛り込むことが確認されました。
委員から様々な意見や提案が行われ,有意義な研究会となりました。本学では,引き続き本研究会を通じた産官学連携に積極的に取り組み,いきいきと健康的に暮らせる地域社会の創生に寄与していくこととしています。