愛媛大学医学部附属病院 地域医療支援センター

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平成28年度愛媛県南予地区病院指導医講習会及び病院連携記念講演会を開催しました。【2月7日(火)】

 平成29年2月7日(火),愛媛大学医学部附属病院地域医療支援センターが平成28年度愛媛県南予地区病院指導医講習会及び病院連携記念講演会を宇和島市で開催し,南予地区の病院,各市町の行政機関等から40数人の参加者がありました。
 
  地域医療支援センターでは,愛媛県の地域医療の充実・発展を目指して,県内各地区での若手医師の研修指導体制を整備し,地区内の医療問題や病院勤務環境について共通認識を高め,病院間の連携を深めていくために,県内各地区で「病院指導医講習会及び病院連携記念講演会」を開催しています。
  今回,南予地区で実施した講習会では,高田清式地域医療支援センター長の開会挨拶に続き,高橋副センター長から医学生のマッチングの動向と県内の看護師確保について,また,高田センター長から新しい専門医制度の現況と地域病院の役割について説明がありました。 ​

高田センター長の挨拶

高橋副センター長の説明

 

 その後,愛媛大学大学院医学系研究科 地域医療学講座の熊木天児准教授が「学生教育・研修医教育における dos and don’ts:海外診療~地域医療の経験から学んだこと」と題した記念講演を行いました。
 熊木准教授は,「今頃の」医学生・研修医と接してどう思うか? どんなことに違和感を感じるか? できない部分をどうやってできるように指導するか? 地域医療に関心を持たせるためにどうすればよいか? などと参加者に問いかけながら講義を進めました。

 参加者は,熊木准教授の記念講演に熱心に聞き入り,地域医療の現場で医学生や若手医師をどう指導・育成していくか等について考える良い機会を持つことができました。

地域医療学講座 熊木准教授の講演

講演に聴き入る参加者

 アンケートでは,「学生・研修医との向き合い方を考えさせられた。もう一度,実習体制を見直す機会をいただいた。」「医学生・研修医の現状が大変よく理解できた。」「病院実習の重要性を改めて認識できた。今後の医学生・研修医の指導に活かしたい。」「新専門医制度の現状がよく分かった。」などと,非常に好評でした。
 
 本センターでは,今後も同講習会を定期的に開催し,県内各地区の医療機関の連携に資するとともに,地域医療を担う医師の養成を推進していきます。

 

掲載日:2017年02月09日

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