愛媛大学医学部附属病院 地域医療支援センター

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愛媛県地域医療医師確保奨学金貸費生(5年生)との意見交換会を実施しました。【4月18日(火)】

 愛媛大学医学部附属病院地域医療支援センターが,平成29年4月18日(火)に愛媛県地域医療医師確保奨学金貸費生(5年生)との意見交換会を実施しました。

 愛媛県地域医療医師確保奨学金は,愛媛県の地域医療の発展に貢献しようとする意欲に富んだ医学生に対し修学資金を貸与する制度であり,卒後,愛媛県内の指定医療機関等において9年間医師業務に従事することで返還債務が免除されます。 意見交換会には奨学生の5年生17人全員が参加し,満田憲昭医学部長,高田清式地域医療支援センター長らが出席し,医学部職員福利棟中会議室にて午後4時30分から実施しました。
 
 始めに,満田医学部長から挨拶及び地域枠収容定員の推移の中で,平成29年度で終了する定員について愛媛県の医療に貢献する医師養成機関として定員延長を要望し,更なる2年間の延長を確保し,合計20名の定員を継続したことの説明があった後,高田地域医療支援センター長から,奨学生医師の初期研修,専門医資格の取得,出産・育児と義務年限等について説明がありました。
 卒後義務期間中の配置例,義務期間中に専門医資格が取得できるようキャリア形成支援すること,今年の6年生から国試の問題数が500問から400問に減り,OSCE研修が取り入れられる等の説明がありました。国試合格への熱望を述べた後,学生からは「国試の合格率が下がったことにより,卒試の基準を厳しくするのではないか」との質問があり,学部長からは,卒試を厳しくすることはないが成績が悪くなれば困るので,しっかり勉学に励んでほしい旨激励しました。
 
 意見交換会は和やかな雰囲気で行われ,奨学生との意思疎通を図る上で良い機会を持つことができました。
 この後,地域医療支援センターの教員が各奨学生と個別面談を行い,各人の希望等を聴取して,個々のキャリア形成支援及び地域医療機関への配置調整に役立てることとします。
 

満田医学部長・高田地域医療支援センター長

意見交換会の様子

   

 本センターでは,今後とも奨学生との意見交換会や面談等を通じ,奨学生に対する情報発信,奨学生の希望や考え方の把握並びに将来の地域医療を担う医師への育成・支援を推進してまいりたいと思います。

 

掲載日:2017年04月24日

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