愛媛大学医学部附属病院 地域医療支援センター

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平成30年度愛媛県中予地区病院指導医セミナー【7月10日(火)】

 平成30年7月10日(火),愛媛大学医学部附属病院地域医療支援センターが平成30年度愛媛県中予地区病院指導医セミナーを松山市で開催し,中予地区の病院,行政機関等から約30人の参加がありました。

 地域医療支援センターでは,愛媛県の地域医療の充実・発展を目指して,県内各地区での若手医師の研修指導体制を整備し,地区内の医療問題や病院勤務環境について共通認識を高め,病院間の連携を深めていくために,県内各地区で病院指導医セミナー(昨年度まで「病院指導医講習会及び病院連携記念講演会」として開催していたが,研修医指導医講習会との混乱を避けるため,本年度から改称)を開催しています。

 今回,中予地区で実施したセミナーでは,高田清式地域医療支援センター長の開会挨拶に続き,愛媛県立中央病院の原田雅光臨床研修センター長から,県立中央病院における特色ある臨床研修と地域医療の取組,県立4病院の役割と機能,研修医サポート体制等についてミニレクチャーがありました。続いて,地域医療支援センターの高橋敏明副センター長から,医学生のマッチングの動向等について,また,高田センター長から,新しい専門医制度の現況報告と進捗状況について説明がありました。

県立中央病院 原田臨床研修センター長のミニレクチャー

高知大学 高田教授の講演

   

 その後,高知大学医学部医学教育創造・推進室の高田淳教授から「医学教育の変遷と地域医療実習について」と題した講演がありました。医学教育における問題点とその取組,課外活動への指導や成績不振者への対応等の学生教育の実態について,高知大学の状況等も含めた興味深い講話がありました。
参加者は,高田教授の講演に熱心に聞き入り,地域医療の現場で医学生や若手医師をどう指導・育成していくかなど,今後の地域医療現場での人材育成のあり方等について考える良い機会を持つことができました。

 本センターでは,今後も本セミナーを定期的に開催し,県内各地区の医療機関の連携に資するとともに,地域医療を担う医師の養成を推進していきます。 

掲載日:2018年07月12日

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