愛媛大学医学部附属病院 地域医療支援センター

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第8回地域医療再生セミナーを開催しました。【11月26日(月)】

 平成30年11月26日(月),愛媛大学医学部附属病院地域医療支援センターが第8回地域医療再生セミナーを開催し,愛媛県及び県内各市町の行政機関と各関連病院等の方々,及び学内教職員,110人の参加がありました。

 地域医療支援センターでは,地域医療に従事する医師を確保し,その定着を図ることにより,医師の地域偏在を解消するための事業を実施しています。その一環として,県内各地域の医療体制の現状と展望,地域医療における機能分担や医療連携等について,関係者の理解を深めることを目的とした「地域医療再生セミナー」を毎年開催しています。今回のセミナーでは,地域医療関係各講座等の取組を紹介したほか,「地域医療の充実・発展を目指して」と題した討論会を行いました。

 始めに,三浦裕正病院長から開会挨拶の後,高橋敏明地域医療支援センター准教授がセンターの活動報告を行いました。

続いて,以下のプログラムで取組紹介が行われ,参加者は熱心に耳を傾けていました。
  ・「地域医療学講座の活動報告」               川本龍一 地域医療学講座教授
  ・「宇摩地域における地域医療再生学講座の活動報告」     間島直彦 地域医療再生学講座教授
  ・「地域救急医療学講座の活動報告」             大蔵隆文 地域救急医療学講座教授
  ・「小児・周産期医療の発展を目指して」
      ~小児人口から見た医療体制構築~          檜垣高史 地域小児・周産期学講座教授
  ・「地域周産期医療の今日と未来」              松原圭一 地域小児・周産期学講座教授
  ・「愛媛県ドクターヘリの運航状況と防災ヘリ・近隣県との連携」佐藤格夫 救急航空医療学講座教授
  ・「地域生活習慣病・内分泌学講座のこの1年の活動」     松浦文三 地域生活習慣病・内分泌学講座教授

 その後,満田医学系研究科長及び高田清式地域医療支援センター長を座長として,「地域医療の充実・発展を目指して」と題した討論会を行いました。各教授から,更に踏み込んだ取組の紹介や具体例及び課題等について説明があり,出席者も交え,活発な議論を交わしました。本セミナーを通して,地域医療の現状と将来について共に考え,諸課題の解決に向けて連携して対応するための良い機会を持つことができました。セミナー終了後の懇談会では,参加者相互の交流が深められました。

 本センターでは,これからも地域医療再生セミナー等を通じて情報を発信し,関係機関とのネットワークを強化して,地域医療を担う医師の養成を推進してまいります。

掲載日:2018年11月30日

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