愛媛県医学生サマーセミナー(令和元年度)/愛媛県主催
【実施日】令和元年8月17日(土)
【プログラム】
医学生サマーセミナー~プレレクリエーション~ 11:00~12:00
愛媛県医学生サマーセミナー「愛媛の地域医療を担うために」 12:30~17:00
【会場】愛媛県庁第二別館 6階 大会議室
毎年、愛媛県が愛媛の地域医療に興味・関心を持つ県内外の医学生を対象に県内の地域医療への理解を深めていただくため医学生サマーセミナーを開催しています。今年は、県内外の大学から41人の医学生が参加しました。また、昨年から実施している取組として、セミナー前に愛媛大学主催のプレレクリエーションを実施しました。
プレレクリエーションでは愛媛大学医学部附属病院総合診療科の菊池明日香先生が、アイスブレイクとして、「他職種の連携を学ぼう」をテーマとして、愛媛出身の医学生同士、ご飯を食べながらワイワイ楽しみ親交を深めました。
![]() プレレクリエーション |
![]() 医学生の発表 |
セミナーでは、愛媛県の大野和久医療対策課長から愛媛県内の地域医療に理解を深めていただきたいと挨拶があった後、愛媛県立中央病院総合診療科部長 杉山圭三先生の司会で、愛媛大学地域枠卒業生 安岐佳子先生、自治医科大学卒業生 城戸信二先生から地域医療現場での日々の研修内容や自身の学生時代の振り返り等について報告がありました。
その後、愛媛大学大学院医学系研究科地域医療学講座の川本龍一教授の進行で「愛媛の地域医療を担うために『地域包括ケアとまちづくり』」をテーマとしたワークショップを行いました。
ワークショップにあたり、愛媛県内の新居浜市、大洲市、愛南町の職員の方々から各市町の特色や地域医療の現状の説明、また、県立新居浜病院 北條院長、市立大洲病院 谷口院長、県立南宇和病院 村上院長から各病院の現状・課題等について説明がありました。
各班の発表後、各アドバイザーから「医学生の皆さんが若者の感性で真剣に各市町の課題に取り組んでくれたことに敬意を表したい」「本日、話題に上がりました意見や提案を実現させるべく、地域医療を担う医師になってくれることを期待している」等のコメントがありました。
最後に、愛媛大学大学院医学系研究科地域医療学講座 川本龍一 教授から「県内外の医学生が参加し県内の各市町の特色を活かした地域医療について真剣に議論いただき、若者の視点で提案していただいたことを各市町に還元することになっている」と謝辞がありました。
掲載日:2019年08月30日