KKB企画「臨床研修修了記念センター長杯(学会発表部門)」が開催されました!-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

KKB企画「臨床研修修了記念センター長杯(学会発表部門)」が開催されました!

研修医が求めているものは何か?

総合臨床研修センターの熊木です。私自身、センター長としてまもなく1年を迎えようとしております。この1年間、研修医との面談やインタービューを繰り返して来ました。そして、幾つかあるうちの一つとして、コロナ禍もあって学会や研究会への参加に制限があり、学びに飢えていることが分かりました。そこで、顰蹙を覚悟に「研修医による研修医のための勉強会(KKB)」と命名した勉強会を立ち上げました。それがそれが、今では研修医自身「今日はKKBですね」と言ってくれます。

そして、3月19日にKKB 20の集大成「臨床研修修了記念センター長杯(学会発表部門)」が開催されました。KKBそのものは1月からのスタートだったため、2年目研修医には多くのことをしてあげられませんでした。しかし、コロナ禍でもっと辛いスタートを切った1年目研修医を先輩が気遣い、本日の企画に至りました。

スタッフにプログラムのポスター作成を依頼しましたところトロフィーが3つ!研修医と医学生が審査員となり、表彰は1人のつもりでしたが、修了式までに3人分準備します!それだけ、2年目研修医の発表は素晴らしく、質疑応答にも活気がありました。学びは無限大と実感した一日でした。

本日、座長を勤めて下さいました丸田先生、ありがとうございました!KKB 21も学び多き1年になりますように!

※ 研修医・医学生への事前アナウンス
今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、現地開催の学会がほとんどありませんでした。従って、1年目研修医は学会発表はおろか、参加すらできておりません。そこで、センター長が2年目研修医に声を掛け、発表経験のある全員が協力してくれることになりました。ありがたいことです。そして、そうであればとセンター長杯と命名されました。学会発表の雰囲気が掴めると思いますので、多くの研修医や医学生の参加に期待しております!

≪発表した研修医の声①≫
元来の目的は「一年目の研修医が学会の経験がないからそれを体験してもらう」ということでしたが、よく考えてみると、私たち二年目研修医も最近はCOVID19の影響でリモートでの発表がほとんどで、オーディエンスの前で発表していなかったので、いい経験をさせて頂いたなと思いました。他の研修医の発表を聞くのも非常に刺激になりましたし、座長の丸田先生や熊木先生が良い雰囲気を作ってくださったおかげで、想像の何倍もフロアからの質問があり、すごく活発な会になったのではないかと思います。

≪発表した研修医の声②≫
研修医だけでの発表大会は初めてで、ホームであるという安心感の中に本番の発表の緊張感が混じっているような感じでした。そのため、普段の学会では聞きたくても聞けなかったであろう質問も積極的に質問でき、おそらく当日参加した研修医・学生全員で発表あるいは質問をして参加することができました。他の先生方のレベルの高い発表を聞き、とても良い刺激をもらいました。
また機会があれば、ぜひ参加したいと思います。

≪発表した研修医の声③≫
他科、他病院の研修医が勉強した内容は、学会以外では知ることができないので、今回は楽しく勉強になるいい機会をくださりありがとうございました。2回発表することで、自分自身がより発表内容について理解を深めることができました。ありがとうございました。

≪参加した1年目研修医の声≫
今回、KKB企画臨床研修修了記念センター長杯に参加しました。これは、2年目の研修医の先生方が、研修期間中に学会発表等で発表した症例について、1年目研修医を対象に、プレゼンをしてくれるものでした。我々1年目は、ここ1年コロナの影響で、まともに学会に参加出来ておらず、もちろん発表する機会もありませんでした。そのため、私自身、今回の会を非常に楽しみにしておりました。
いざ始まってみると、どの先生方の症例も非常に面白い症例ばかりで、あっという間に時間が過ぎていました。参加者が研修医のみだったため、質問しやすい雰囲気もあり活発な議論が繰り広げられていました。規模は小さいですが、学会の雰囲気を感じれたのではないかと思います。また、2年目の先生方の発表を聞きながら、発表のお作法や上手なプレゼンの仕方についても見て・聞いて学ぶことができました。来年は我々が後輩達に向けて立派なプレゼンができるように、残り1年の研修期間を精一杯勉強し、学会にも精力的に参加していこうという気持ちになりました。
最後に、お忙しい中、我々1年目研修医のためにプレゼンして下さった2年目の先生方、座長を務めて下さった第一内科丸田先生、ならびにこのような機会を設けて下さった熊木センター長にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

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