腹部エコーハンズオンセミナー(医学部生向け)が開催されました!-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

腹部エコーハンズオンセミナー(医学部生向け)が開催されました!

3月4日(金)、医学部生3名を対象に腹部エコーハンズオンセミナーが開催されました。講師は当センターのセンター長である熊木先生にお願いし、開催いたしました。実操作が伴う点と、特に今回は感染面を考慮して、人数を限定しての開催となりました。

実際に操作し、きれいな映像が映し出せるように指導を受ける風景

腹部ファントムを用いて、エコーを利用する際の注意点やプローブ操作などを学びました。全体を見てから詳細部分を見ていく必要性、死角がある場合は患者さんの体位や呼吸を調整してもらうなどの実臨床を踏まえた内容を、熊木先生に解説いただきながら学びました。

肝臓にはじまり、胆嚢、腎臓に着目し、教科書に載っているような映像を映し出しました。きれいに映し出すノウハウを、熊木先生の経験を踏まえた解説が加わり、より理解が助長されました。気が付くとあっという間に1時間が経過しており貴重な時間を過ごすことができました。

 

セミナー後に参加者で記念撮影

今回は時間が限られ、基礎部分しか実施できませんでしたが、また応用編も開催できればと考えています。今回できなかった方も次の機会には参加していただき、一緒に学べる時間を共有できればと思っております。

 

【センター長のコメント】

今回は医学生3名からの要望に応えて腹部エコーハンズオンセミナー初級編を開催しました。国家試験が終了した6年生2名は、県外で臨床研修を受けることになっており、私には4月以降に指導する機会がありません。そこで、それぞれの病院の研修医同士で練習し、肋間走査で綺麗に撮影した肝臓や胆嚢の写真を送ってくるようにミッションを与えました。卒業生として大いに飛躍して下さい。そして、毎日のように腹腔鏡操作の練習を続けている4年生1名には、エコーもどんどん利用してもらいたい旨を伝えました。

総合臨床研修センターには豊富なシミュレータが揃っており、希望に応じてハンズオンセミナーを開催しております。また、シミュレータの利用を予約制で広く開放しております。

【6年生の声】

(Aさん)本日はお忙しい中、私たちのためにお時間をとっていただき、ありがとうございました。
       教えていただいたことをもとに練習して、上達した写真を忘れずに送らせていただきます。

(Bさん)貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。基礎から丁寧に教えていただき、大変勉強になりました。

pagetopへ