第2回 形成外科・皮膚科 研修医セミナーで局所皮弁のハンズオンセミナーが開催されました!-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

第2回 形成外科・皮膚科 研修医セミナーで局所皮弁のハンズオンセミナーが開催されました!

9月21日、皮膚科の吉田諭先生に「第2回形成外科・皮膚科研修医セミナー」を企画していただきました。研修医9名、医学部生5名、院外の先生方2名が参加し、人工皮弁を用いた局所皮弁のハンズオンセミナーが行われました。

はじめに眞田紗代子先生から形成外科の仕事について、当院での現状等をご講演いただきました。その後、ハンズオンで行う手技(皮膚腫瘍切除、局所皮弁など)について、事前に今回のために撮影していただいていた動画を流しながら解説していただきました。

その後、ハンズオンセミナーを行いましたが、藤澤康弘教授もご協力いただき、研修医に直接ご指導いただきました。また11名の先生方にご協力いただき、参加者2人に対して1人の指導者に見て頂ける非常に贅沢なハンズオンセミナーとなりました。

本来は18時40分で終了予定でしたが、指導者の先生から熱心にご指導いただいた結果、参加者の皆さんも手技の練習を熱心にされ、気づくと18時50分になっていました。吉田先生からは、19時の段階で各自解散して大丈夫とアナウンスされましたが、結果的に最後の参加者が会場を出られたのは19時30分頃でした。

運営側として、何度か縫合研修に参加したことがありましたが、今回のように本格的な手技をハンズオンで実施されている研修を初めて拝見し、私も学習できる良い機会となりました。

この度は藤澤教授をはじめ、吉田先生、眞田先生、ご協力くださった先生方、本当にありがとうございました。今後も、よりよい研修開催の支援をさせていただければと考えておりますので、引き続き、よろしくお願い致します。

以下、参加者の感想です。

【A先生】

今回は形成外科、皮膚科のハンズオンセミナーに参加させていただきました。人工皮膚を用いて皮弁の形成をしました。実際の皮膚の感覚に近い人工皮膚を準備していただき、実践に近い形で縫合や運針などの手技ができたと思います。また、皮膚科や形成外科の先生が多くきてくださり、要所要所でアドバイスをくださったり、実演してくださったのがとても勉強になりました。
このような貴重な機会を設けてくださり、ありがとうございました。
また開催される場合は是非参加させていただきたいです。

【B先生】

今回は形成外科・皮膚科の先生方から局所皮弁のハンズオンをしていただける貴重な機会に参加させていただき、とても有意義でした。
人工皮膚や皮膚縫合に必要な機器を自分で準備して練習することは非常に難しい状況があります。その中、環境を整えて頂き、さらに皮膚縫合のコツを先生方から教えていただきながら練習が行えたため、貴重な経験をさせて頂きました。救急の現場等で皮膚縫合を自分でしないといけない場面に遭遇した際に非常に役立つなと感じました。
次回もこのような機会をいただけたら、積極的に参加させていただきたいです。本当にありがとうございました。

《指導者の先生に頂いたコメント》

多くの先生に参加して頂き、誠にありがとうございました。外傷などの皮膚欠損や腫瘍切除時に、皮膚縫合や局所皮弁が必要になる場合があります。この度の実習が、今後の実臨床に少しでも役に立てば幸いです。年に数回、皮膚科・形成外科医師によるセミナーを開催予定です。御時間がある先生は、是非とも参加して下さい。一緒に、勉強していきましょう。

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