第3回シーネ固定ハンズオンセミナーが開催されました!-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

第3回シーネ固定ハンズオンセミナーが開催されました!

9月16日、研修医6名(再受講希望者1名含む)を対象に第3回シーネ固定ハンズオンセミナーが開催されました。講師に、整形外科の木下智文先生、石橋伸輔先生、小倉麻由先生、石村大樹先生をお招きして開催しました。

まずは、石橋先生から「救急でよく見る疾患」について、よくある症例や、見落としがちな注意点についてご講演いただきました。続いて小倉先生より「シーネの巻き方」について、手と足に行うシーネ固定の方法と、現場を経験される中で感じているポイントを踏まえたご講演をいただきました。

ハンズオンでは、まず講師の先生方に一連の流れを実施していただきました。その後2人1組に分かれて、腕と足のシーネ固定を実施者と患者役、それぞれ経験しました。基本的な手技を確認でき、さらに患者さんの立場も経験することが出来ました。

今年度は合計3回にわたって整形外科の木下先生をはじめ、各ハンズオンを担当下さった先生方のご協力いただいた結果、延べ人数25人もの研修医がハンズオンに参加できました。その参加者の中には、既に実臨床で実施する機会のあった先生もいらっしゃり、非常に有意義な時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。(過去のHP記事:「シーネ固定ハンズオンセミナー参加者が現場で実際に処置を行う機会がありました!!」https://www.m.ehime-u.ac.jp/hospital/kenshu/2022/07/post-3110/

第1回から第3回までのシーネ固定ハンズオンセミナーにご協力いただいた先生方、本当にありがとうございました。このような機会は研修医にとって貴重な経験になり、特に年代の近い先生方から直接ご指導いただけたことは良い刺激になったのではないかと考えています。

以下、今回参加された先生方、ご指導いただいた先生方の感想です。

【参加者の感想】

・救急で早速実践できそうな手技を教えて頂き、とても貴重な時間を過ごすことが出来ました。他の種類のシーネ固定の方法にも興味が湧いてきました。ありがとうございました。

・とても分かりやすかったです。単に巻くだけではなく、様々なポイントがあって、工夫が必要なことを理解できました。救急の時に自分から積極的に関与していきたいと思います。

・シーネ固定をする機会はなかなか無く、今回のようなハンズオンは非常に貴重で、大変勉強になりました。今回の経験は救急外来の際に自分で行う自信に繋がりました。

・シーネ固定の仕方、ポイントを教えて頂いた上で、実際に体験できてとても勉強になりました。実際の救急の現場で活用できるようにします。

【指導者の感想】

・熱心に取り組んでもらえて良かったです。救急現場等で今回の経験を活かしていただきたいと思います。

・私の経験上、整形外科に入ってからもシーネの巻き方に関して指摘されることがあったため、研修医の時のこのような機会があるのは良い機会だと思います。今後の研修に活かしていただければと思います。ありがとうございました。

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