「研修医のための漢方勉強会Inオール愛媛」が開催されました!-愛媛大学医学部附属病院総合臨床研修センター

「研修医のための漢方勉強会Inオール愛媛」が開催されました!

9月1日(金)に「研修医のための漢方勉強会Inオール愛媛」がWEB配信+会場のハイブリッドで開催(株式会社ツムラ様主催)され、吉永 亮 先生(飯塚病院・東洋医学センター漢方診療科・診療部長)に「海の漢方・山の漢方」のご講演をいただきました。座長は熊木天児先生(総合臨床研修センター長)が担当し、高田清式先生(地域医療支援センター長)と山岡傳一郎先生(松山記念病院)も参加されました。

本会場での参加は当院の研修医のみでしたが、吉永先生のご講演は非常にわかりやすく、研修医の多くがメモを取るなど熱心に聞き入っていました。今回吉永先生の様々な地域での貴重な経験をお聞きすることで、研修医の先生方も日頃の研修にあたり漢方薬の使い方を学べたと思います。

【研修医の感想】
漢方セミナーを受けて沢山勉強になることがあり、漢方の有用性を改めて感じました。片頭痛に五苓散、気虚に補中益気湯など知っている知識もありましたが、気鬱に半夏厚朴湯や脳腫瘍の頭痛・食欲低下に五苓散が著効した症例など、全く知らない知識・視点がありました。西洋医学から明確な治療ができるケースは困らないと思いますが、気鬱や脳腫瘍による症状などは対応に難渋しそうです。今後とも漢方のセミナーに参加し、漢方の様々な用途を学んでいきたいです。

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