グラム染色ハンズオンセミナーが開催されました!
2月5日に、1年目研修医を対象にグラム染色ハンズオンセミナーが開催され、実践経験のなかった4名が参加しました。準備された幾つかのスライドを用い、一人ずつグラム染色に挑戦しました。そして、顕微鏡モニターに映し出して研修医全員で診断を試みました。
- グラム染色の手順について説明を受ける研修医。まるで、かき氷のシロップみたいと聞こえたとか、聞こえなかったとか。
- 早速、研修医2名が並んで挑戦。その横では、ネクタイ着用でやってきたことを後悔するセンター長。
宮本検査技師長より「顕微鏡観察の際にはどんな症状があり、どこの検体なのかを意識した上で診断すること」の重要性を強調されていたことが印象的でした。また、グラム染色を行う意義、その方法についてミニレクチャーもして頂き、参加者一同、理解を深めることができました。業務終了後のお疲れのところ、研修医のためにご指導いただきました宮本先生、どうもありがとうございました。
- 技師長の個人レッスンを受ける研修医。ひたすら頷きながら、メモを取っておりました。
- 参加者全員が横一列となってのディスカッション。一度、経験しているか否かは大きいとの声が聞かれました。
≪1年目研修医の声≫
普段、何気なく細菌検査をオーダーしていましたが、最近まで検査室の場所も知らず、どのように検査しているかもあまり詳しくは知りませんでした。今回のセミナーでは実際にグラム染色をして、顕微鏡で見て細菌の分類・同定方法まで様々なことを教えていただきました。今回学んだことを今後の診療にいかせるようにしたいと思います。このような機会を設けていただきありがとうございました。