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日本専門医機構 臨床検査専門医試験 合格体験記

2023.11.10

8月6日に帝京大学医学部で日本専門医機構 臨床検査専門医試験が行われました。

当科からは3名が受験し、見事全員合格!となりました。

臨床検査専門医は、専門医機構の基本19領域のうちの1つです。広範囲にわたる臨床検査について理解した、臨床検査のエキスパートで、正確な検査結果を報告することで、多くの診療科を支える存在です。現在、全国で約630名しかいませんが、検査室を管理する常勤の医師がいる場合、「検体検査管理加算」を算定できるため、ニーズは高いです。

今回受験した3名は、既に糖尿病内科専門医を取得していたため、カリキュラム制で研修を終え、試験を受験しました。3年間の研修では、検査部の全領域をローテーションし、症例集め、レポート作成、実習を行いました。具体的には、一般、臨床化学、免疫、血液、微生物、輸血、遺伝子、生理、精度管理の全ての検査室の検査技師の方々にご指導頂き、幅広い知識の習得を目指しました。特に、遺伝子検査はここ最近の進歩が目覚ましく、がんゲノム領域のオンコパネルなどは、専門的で最新の知識を要します。

試験当日は、実技試験、筆記試験、口頭試問があり、3人とも疲労困憊でしたが、無事に合格でき一安心です。

検査部の円滑な運営に貢献できるよう、今後も精進したいと思います!

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