私は学生実習で糖尿病内科を回った際に多くの疾患予防につながる糖尿病の診療に興味を持ったこと、また、医局の雰囲気の良さにひかれて糖尿病内科に入局を決めていました。現在は愛媛大学で後期研修医1年目として勤務しています。
糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病は、よくみられる疾患であり、だれでも治療可能である疾患だと思っていました。しかし、患者さんのライフスタイルや疾患への考え、求める幸せなど様々考えると、診療には高度なスキルが必要だと目の当たりにしています。糖尿病という一つの疾患をとっても、患者さん一人一人の生活に合わせた治療を考えるのは難しく、そこが面白いなと感じています。心筋梗塞や脳梗塞のカテーテル治療など、今すぐ命にかかわるような疾患の治療をすることはできませんが、それらの病気の予防のために患者さんとともに考え、長く付き合っていくような治療は、糖尿病内科に特徴的で、とても魅力的なところだと思っています。
現在は主に入院患者さんを担当させてもらっています。私はまだまだ未熟であり、診療にあたるうえでわからないこともたくさん出てきますが、先生方が「困っていることはない?」と声をかけてくださることや、取るに足らない私の質問に対してもやさしく教えてくださるため、安心して診療にあたることができています。また、糖尿病の合併症についてはもちろんですが、入院時スクリーニングで内分泌疾患がみつかることも多くあります。現在は内科専門医の基本領域研修中ですが、内分泌代謝・糖尿病内科領域専門医の取得においても様々な疾患を経験することができると思います。専門医取得に関しては、医局の先生方がたくさんサポートをしてくださいます。私自身、糖尿病内科に入局した学生時代から、研修医のローテーションの計画含めたくさんアドバイスをいただき、スムーズに研修に取り組めています。
興味のある方はぜひ一度いらしてみてください。お待ちしています。
私は平成28年に愛媛大学を卒業し、2年間の初期研修を経て糖尿病内科に入局しました。現在後期研修2年目で内科ローテーション中です。
私が入局を決めたのは初期研修2年目が終わる間近で、糖尿病診療の面白さと医局の雰囲気に惹かれ入局しました。
糖尿病は患者さんの病気に対する姿勢、知識が何よりも大事で、そこが面白いところであり難しいところなのかなと感じています。
また様々な合併症を起こしうる病気であり、入院中に全身の合併症精査も行うことが多いです。一人一人とじっくり向き合いながら全身をみることができるのは、患者さんにとって利益があるだけでなく、自分にとってもとてもよい経験になっていると思います。
また今年から外来での診療をさせていただくようになりましたが、入院とはまた違ったおもしろさがあると感じています。日常生活を問題なく送っていただきながらいかに合併症を起こさないようコントロールをしていくか勉強の日々です。
新専門医制度が導入されたばかりで全貌がよくわからず、内科にすすむのが不安な学生さん、研修医の先生方もいるかと思いますが、医局の先生方がしっかりサポートしてくださいます。医局の雰囲気はとてもアットホームであたたかく、診療のことでもそれ以外のことでも何でも親身になって相談にのっていただけます。
内科、糖尿病内科に興味のある方、ぜひ一度見学に来ていただければと思います。心よりお待ちしています!
私は平成30年3月に愛媛大学を卒業し、現在は研修医2年目として勤務しています。私が糖尿病内科を選んだ理由は患者さんの生活や人生観を考えながら共に治療していく治療に魅力を感じたことです。患者さんの人生全体を診て生活を支えていくという医療は難しいですが、大変やりがいがあると思います。糖尿病内科で研修している期間は患者さんにどのように接していけば病気に関して理解を深めて生活習慣について考えてくれるかを考え、苦労したことも多かったですが、医師としても人間としても成長できたと思っています。
医局の先生や職員は未熟な私に優しく暖かく応援してくれます。学会発表を行う時も忙しい中でも優しくかつしっかりと皆さんが指導してくださり、発表を成功させることができました。患者さんの治療方針に迷った時や勉強に躓いた時には嫌な顔一つせずに相談に乗ってもらえるため相談しやすく、大変助かっています。
他大学の方、大歓迎です。他県出身の方も大歓迎です。私自身も他県出身ですので、会えることを楽しみにしています。興味のある方は是非いらしてくださいね。
私は2年目を迎える初期研修医です。地域医療や慢性疾患患者のQOL維持・向上に関心があり、糖尿病の専門医になるべく励んでいます。糖尿病内科は内科の中では自分のリズムで仕事ができる方で、心に余裕があるため穏やかな空気感で日々の診療に当たっています。
医学部に入ってすぐのころ、『医科学研究』という単位を取る必要がありました。私は一度社会人を経てから2年生として編入した関係で、通常は1年目に行われるオリエンテーションを受けられず、自分で各科と交渉してどこかで1年間の研究をする必要がありました。しかし、最近は医師の超過勤務が社会的話題になっているように、先生は多忙なことが多く、新入生ごときの事情を真剣に取り合えないのが常です。過半数の診療科では門前払いでした。そんな中、糖尿病内科では負担になるにも関わらず、可能な研究や期間内のビジョンを説明していただき、単位取得までお世話になりました。女性が多いこともあって先生方の雰囲気は柔らかく、研修医でも学生でも丁寧に教えていただけることは保証します。
糖尿病診療に興味がある皆さんが気になるのは「糖尿病内科」では狭いんじゃないか?ということだろうと思います。専門医という言葉がまだ遠い未来に感じる頃は、「糖尿病内科」というと糖尿病のみを診療している印象を受けるかもしれません。しかし実際は、研修期間に内科専攻プログラムを履修し、内科医として外部病院に勤務もする「糖尿病にプロフェッショナルな内科医」というのが正しいでしょう。少しの興味があれば、一度コンタクトだけ取ってみませんか。ここが自分に合う職場かもしれませんよ?
私は、もともと早期診断・発症予防を目指す予防医学に興味があり、初期研修2年目の平成27年4月に入局し、大学院に進学しました。生活習慣が大きく影響する糖尿病は、前段階から医師が介入することで発症を抑えられる可能性があります。これまで、今年で10年目となる東温市民約2,500名を対象にした疫学研究である「東温スタディ」を中心に、糖尿病発症前診断や新規検査方法などの研究に携わってきました。また、検査部では超音波検査を学ぶこともでき、私は東温スタディで頸動脈エコーの検査を担当しています。
現在、糖尿病内科には9人の医師が在籍しており、そのうち5人が女性です。当科は、男女の垣根がなく、教授や准教授も身近に感じられるファミリーのような雰囲気の中、研究や治療方針に加え、身近な事まで親身に相談できる環境が整っています。また、男女関係なく、国内外での学会発表の場が多く与えられており、教授から直接学会発表や論文の指導を受けられるので、キャリアアップにも繋がっています。また、疫学研究が中心ですのであまり時間の制約がなく、論文は自宅など病院外での執筆もできますし、診療だけでなく糖尿病の研究も続けていきたいと考えています。
まだまだ未熟な私ですが、医局の雰囲気はとてもあたたかく、各自の目標やステージにあったプログラムを用意してくださり、丁寧に指導してくださいます。興味のある方は、ぜひ一度見学にいらしてください。お待ちしています。
私は愛媛大学を卒業し、2年間の初期研修を経て糖尿病内科に入局しました。その後、関連病院である松山赤十字病院内科で2年間研修し、その後大学病院で糖尿病専門医研修を行っています。松山赤十字病院では糖尿病患者さんの入院・外来診療はもちろん、救急外来や急性期疾患の入院診療まで多くの症例を経験することができました。大学病院では、県内の幅広い地域から紹介される珍しい症例もあり、貴重な経験を積むことができました。現在は大学院の国内留学で九州大学の久山町研究室で疫学を学んでいます。漫然と過ごすのではなく、年数が進む毎にまた新しいことを学ぶことが出来る環境があり、とても幸せに思っています。糖尿病診療の面白いところは、病気そのものを見ていても上手くいかないところだと思います。患者さん一人一人について、どのようにアプローチすれば病気を受け入れ、生活習慣改善に取り組んでもらえるかを考えながら、患者さんと接することで、自分自身も成長していけたらと思いながら日々診療を行っています。大学も関連病院も医局の雰囲気が大変良く、楽しい職場です。興味のある方は是非、研修・見学にいらして下さい。
私は福岡県で初期研修を行った後、九州大学病態制御内科学に入局し、関連病院での勤務を経て、九州大学大学院で研究生活に勤しんでおりました。2019年4月よりご縁をいただきまして、こちらの講座に赴任させていただくことになりました。当教室は、学内のどなたに聞いてもとても雰囲気の良いアットホームな医局であることは、実際に勤務させていただくことになってからも全く変わりはありません。そして、糖尿病の診療レベルも高く、毎日刺激を受けながら充実した日々を過ごしています。糖尿病専門医取得後の私たち世代の医師においても、まだまだ学びや新しい発見があり、さらに向上していくことが出来る素晴らしい環境だと思います。
これを読んで下さっている医学部の学生さん、研修医の先生方といった若い世代にとっては、当講座での研修は教育熱心で面倒見の良い先生方の指導が受けられ、大きく成長できる機会を得られるでしょう!そして、これまで愛媛県に縁のなかった先生方にとっても、当医局の雰囲気は気に入っていただけることと思いますし、暖かく迎えられることでしょう。赴任前の私がそうであったように、よく知らない土地の医局に行くことには不安があって当然と思います。しかし、その不安は見学に来た1日でほとんどなくなりましたし、赴任してからはどこかへ消え去り、全くストレスなく仲間入りさせていただきました。
個人的にはこれまで関西、中部、北陸、九州と様々な土地に住みましたが、愛媛県はとても気候も良く人柄も穏やかな方ばかりの印象です。私は家族でこちらへ移動しましたが、小さな子供の子育てにも大変良い環境です。ストレスフリーな県第一位というのも納得です。他大学出身者、他県在住の皆さん、糖尿病にご興味を持たれましたらぜひ一度見学にいらしてこの雰囲気を味わってみて下さい。心よりお待ちしております!
愛媛県内の高校を卒業、他県の大学に進学し、卒後愛媛に戻ることを希望される方も大勢いらっしやると思います。そういった方へのメッセージとして、簡単に私の略歴をご紹介させていただきますね。
私は、愛媛県立今治西高等学校を卒業後、東京女子医科大学に入学いたしました。卒後は、東京女子医科大学病院糖尿病センターに入局し、研修。卒後5年日に実家の都合により、愛媛県に戻ってくることになりました。
その際、私はどうしても糖尿病専門医が諦められず、 (糖尿病専門医の受験資格には研修指定病院での満6年間の研修が必要)、当時の牧野英一教授 (現愛媛大学名誉教授)に相談し、医局に受け入れてくださることになりました。
受験資格を得るまでの1年半の間に、受験資格に必要な症例 (高齢、妊娠、小児、1型、腎不全、神経障害、網膜症等)を担当させていただき、また受験資格に必要な学会発表 (1型糖尿病妊娠のCSIIによる血糖管理について)をさせていただきました。そして、H17年に念願の糖尿病専門医を得ることが出来ました。ひとえに暖かく対応してくださった牧野名誉教授のおかげだと思っています。
分子遺伝制御内科教室は、比較的少人数の医局と思いますが、それなりのよい点が沢山あります。外来や病棟の患者さんのことでもすぐに教授や准教授に質問することが出来ます。大人数の医局ではなかなか難しいことです。
また、新研修プログラムに変わり、医局が敬遠されていると聞きます。しかし「医学」を勉強できるのは、今でもやはり大学だけだと思います。
私は、大澤教授のご指導の下「レジスチン」をテーマにH20年に学位を取得させていただきました。正直、自分が海外の雑誌に英語で論文発表をすることができようとは!これは、一人では到底できないことですので、指導してくださる先生との巡り合いが必要です。当医局は、先生方皆さんが研究テーマを持たれ、かつ親切に指導してくださることは請け合いです。 振り返ると出身大学でない医局に途中から入ることに対して、大学に始めていく日の前日は不安でたまりませんでした。 しかし、初日から、不安は吹き飛びました。その後の数年間でも人間関係に悩むことはありませんでした。
現在、私は今治の病院で勤務しているのですが、他大学出身であった自分を医局の先生方が温かく受け入り、ご指導いただいたことに対して、感謝の念がつきません。
「愛媛に帰りたい」「糖尿病を勉強したい」と考えている学生の方は多いと思います。当医局は「論文ばかり読んで臨床が無い」といった古典的な大学医局のイメージとも違います。糖尿病患者をスペシャリストとして診察できるようになります。かつ「医学」も学ぶことが出来る素晴らしい医局だと私は思っています。またさらに古典的な「白い巨塔」的なイメージとも全くかけ離れており、他大学出身であるからといって敬遠する必要は全くありません。
私自身、「愛媛へ帰り、大学へ通う」と決めるときには本当に悩みました。清水の舞台から飛び降りるぐらいの大変な決心でした。でも分子遺伝制御内科学で学べたこと、医局の先生方と巡り合えたことは、本当に私にとって一生の財産となりました。
ですので、今後、たくさんの糖尿病を志す学生の方、先生が当医局の仲間入りをしていただけましたら、本当に嬉しく思います!!