2017.11.13
先日行われた第55回日本糖尿病学会中国四国地方会で、当科の羽立先生が若手研究奨励賞を受賞しました!!
演題は『一般住民において血中レジスチンはSNP-420のメチル化と負に関連する:東温ゲノムスタディ』でした
若手研究奨励賞とは、糖尿病学における若手研究者ならびに優れた臨床医の育成のために設けられた賞で、規定内に定められた年齢または卒後年数の応募資格をもつ先生のうち、優れた演題内容や当日の発表に対して、一次・二次の厳しい審査を経て授与される名誉ある賞です。
当科はこれまで、川村先生、能美先生、松下先生、東岡先生(旧性:源本先生)、高門先生と数多くの先生が受賞しています。
では、羽立先生の生の声を聞いてみましょう
Q. 受賞おめでとうございます!!今の率直な気持ちを一言。
A.ありがとうございます。嬉しい気持ちと肩の荷がおりたという気持ちでいっぱいです
Q.肩の荷がおりた?
A.はい、医局の先生方が忙しい合間をぬって予行練習やスライドの修正など指導してくださって、その気持ちに応えたいと思っていたので。それと、この賞はこれまでも医局の先生方が代々受賞されていたので、私も続きたいなと思いました。
Q.素敵な医局ですね、発表を聴いた先生達からは、初めてみる堂々たる先生のお姿だったとお聞きしていますが?
A.発表前に多くの先生から、大きな声で自信をもって堂々と発表しなさいとメールや直接激励してもらいました。大勢の前で発表するのは苦手ですが、学会当日までにたくさん予行もして頂いたので、自分なりに落ち着いて発表できたと思います。
Q. 今回の発表はいい経験になったのでは?
A.はい。データをまとめて統計解析をしたり、遺伝因子と環境因子の関連を調べたり、すごく勉強になりました。今私は大学院生なので、今後の研究につなげていきたいと思っています。
まさに、医局員が一丸となって手にした今回の受賞となりました。
大学病院以外の施設で経験と実績を積む事も臨床医として非常に大切です。しかし、大学病院で研究をはじめ学術的な知識を深めていく事も、自身の財産となりますし、臨床での幅が拡がります。
羽立先生の今後が楽しみですね♪
羽立先生、指導をされた先生方、本当におめでとうございます&おつかれさまでした。