野元先生雑感

2016年08月23日

処暑(しょしょ)同窓会と同門会 8月23日

8月23日 処暑
暑い日が続いているが、適宜、クーラーや扇風機を使って、体調を管理してほしい。以前は運動時には水を飲まないで鍛える、また、クーラーを使わない方が体に良い ということを言われた時期があった。冷静に考えると脱水を誘発しており、また、熱帯夜では夜間でも熱中症になりやすい。もちろんクーラーを使って風邪をひくこともある。何事にも表と裏があり、よいことだけではないが、バランスを考えて賢明に対処しよう。

 

同窓会と同級会、同門会

皆さんは、同窓会からの開催通知をもらっていると思う。小学校、中学校、高等学校、また大学時代の同窓会がある。卒業して同門会に参加している人もいるだろう。私たちは夏休みや正月休み、あるいは大きな学会に合わせて集まりを設けている。研修中や研修後で、時間がとれず参加しにくいと思うが、しかし、なるべく参加してほしい。小学校では地域で活動している同窓生が多いと思う。大学時代の同窓会では全国で活動している仲間が多くなる。一方、活動の分野は、小学校から高校まではいろいろな分野であるが、大学時代の同窓会では当然のことながら医学の分野で活躍している。同門会ではさらに分野は限られてくる。同窓会に参加すると、その当時の思い出を語り、皆、気持ちが若くなってくる。懐かしいひと時を過ごせると同時に、同級生、同窓生が活動している分野の話を聞くことができる。いつもは新聞やインターネットでしか聞けない話を直接聞くことができる。私たちは、いつもは医療医学の世界で過ごしており、この分野で社会に貢献している。一方、患者さんは多くの分野で活動している方である。患者さんの世界の様子を知ることは治療方針に役立てることができる。研究を行うときにも学会等をお世話するときにも、自分の学校時代の仲間は貴重な財産である。同窓会に出席して自分のネットワーク財産を増やしてほしい。