野元先生雑感

2016年02月12日

大寒 (だいかん)開くドアを進む 1月21日

1月21日 大寒
朝は0度と、冷え込み、日中も8度までしか上がらなかった。今年は暖かい正月であったが、1月の後半は気温が下がっている。バランスを取っているかのようだ。

 

開くドアを進む

人生では、進むべき道に迷うことがある。どちらへ進むべきが、いくつかの選択があるとする。このような時には、選んだドアをとりあえず押してみるとよい。ドアが開けば進むべき時期が来ていると考えてよい。開かなければ、未だ開く時期に来ていないか、あるいは自分がそのことを担当する準備ができていないか、もっと自分に合った道が準備されていると考えてよい。押すべきドアの選択、あるいは、順番については、社会の要請を基準とする。もちろん自分がやりたくないことは選択しないし、できない。やるべきことはたくさんあるが、皆で担当することであり、自分のできないことは他の人に担当してもらえばよい。

また、選択を考えるときには、常に複数の視点を持つとよい。自分と家族にとってどうするべきか。自分の所属するグループにとってどの道を進むべきか。大学にとって、あるいは、愛媛県にとって、さらに、日本の将来にとってどう行動すべきか、という視点で判断するとよい。Aさんの意見も、Bさんの意見も、もちろん大事であるが、それも踏まえて、社会の立場から判断するとよい。その時点では周囲から支持の得られないこともあるが、すこし遠くを見て、社会の要請を踏まえて進む道を決めるとよい。