第15回愛媛プライマリ・ケア研究会

平成27年6月27日
開催:リジェール松山 午後4時~8時 開会挨拶:済生会松山病院 宮岡 弘明 先生

16:00~16:30 <地域医療活動・学生活動>

座長:愛媛県立中央病院総合診療部 杉山圭三 先生

  1. 「えひめ多職種連携ワークショップの報告」
    愛媛大学大学院医学系研究科地域医療学講座 基礎配属学生(医学科6年)
    * 上本明日香*、鈴木萌子*、二宮大輔、熊木天児、川本龍一
  2. 「地方医療従事者の身体的・精神的健康と関連する要因に関する調査」
    愛媛大学大学院医学系研究科地域医療学講座 基礎配属学生(医学科2年)
    * 本田遼佑*、二宮大輔、熊木天児、川本龍一
  3. 「西予市立野村病院における医師と患者間のコミュニケーションに対する意識の差に関 する調査」
    愛媛大学大学院医学系研究科地域医療学講座 基礎配属学生(医学科2年)
    * 原 諒真*、二宮大輔、熊木天児、川本龍一
16:30~17:00 <臨床研究>

座長:愛媛十全医療学院附属病院 髙原 完祐 先生

  1. 「総合診療科外来を受診する発熱患者の検討:年間初診患者約 5000 例の解析から」
    愛媛県立中央病院 総合診療科1)、 漢方内科 2)
    村上晃司1)、清水元気1)2)、角藤裕1)2)、明坂和幸1)、杉山圭三1)、玉木みずね1)、山岡傳一郎1)2)、西山誠一1)、北出公洋1)
  2. 「当院におけるサルコペニアと誤嚥性肺炎の予後の検討」
    済生会松山病院内科、臨床研修センター
    * 長谷川緑*、多田藤政、玉井惇一郎、白石佳奈、砂金光太郎、北畑翔吾、宮本裕也、 青野通子、清水嵩之、海老沢里衣子、堀和子、梅岡二美、村上英広、沖田俊司、 宮岡弘明、岡田武志
17:00~17:05 事務連絡

愛媛大学大学院 地域医療学講座 准教授 熊木 天児 先生

17:05~17:15  休憩
17:15~18:00 【特別講演Ⅰ】

座長:愛媛大学大学院地域医療学 准教授 熊木 天児 先生

「東日本大震災、福島第一原発事故に直面した災害拠点病院の実態」

中部労災病院/名古屋大学病院 脳神経外科 (前南相馬市立総合病院 脳神経外科 救急部) 太田 圭祐 先生

18:00~19:00 【特別講演Ⅱ】

座長:愛媛大学大学院 地域医療学講座 教授 川本 龍一 先生

「実地医家のための臨床推論~診断のプロセスとエラー~」

自治医科大学 地域医療学センター 総合診療部門 教授 松村 正巳 先生

閉会挨拶

愛媛大学大学院 地域医療学講座 教授 川本 龍一 先生


今回も例年にまして一般演題および特別講演は、これからの夏の暑さを吹き飛ばすような熱のこもった内容であったと思います。

特別講演には、自治医科大学地域医療学センター総合診療部門教授の松村正巳先生をお招きして、「実地医家のための臨床推論─診断とプロセスのエラー─」と題して御講演をしていただきました。

先生は石川県出身であり、昭和61年自治医科大学卒業後、石川県内の診療に従事されていた方です。実地臨床に即した臨床推論の醍醐味を存分に感じさせられる内容でした。

「最低限の検査機器しかないような現場で,最大限に患者の問題を正しく診断する」ヒントが得られたと思います。

第15回愛媛プライマリ・ケア研究会

この分野も2年後には正式に専門領域として国が指定する第三者委員会から認定を受けるということで、現在その教育プログラム作りが急がれております。

最後に、これまで15年間にわたり本研究会を共催していただきましたファイザー株式会社の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。次年度以降については、共催は代わると思いますが、本研究会は継続して続けていきたいと世話人一同考えております。