地域に生き、地域で働く医師を、地域を舞台に育てる

第20回

【第20回】2013/5/23 1年生対象
入学したばかりの1年生を対象に、「地域を視る」と題してワークショップを開催した。地域への実際のアプローチの第一歩は「地域視診」から。地域医療では、下医は病を癒し、中医は人を癒し、上医は国を癒す という中国の諺にもあるように、目の前の患者さんを取り巻く家族や職場、地域、さらには国家までにも目を向けて医療を行うことが重要である。またそれができることが地域医療の魅力でもある。「愛媛を愛する心が愛媛を救う」を合言葉に地域視診を試みた。
 地域診断を進めていると、どうしても、地域の悪いこと探しになりがちである。「地域の資源を探してみよう」という考え方が大事であり、Assets mappingは、McKnightらが提案した、個人の能力やスキル、近隣地域や地域社会に存在するアセッツ=資産=地域の良いところを調べ上げる戦略である。 健康課題やニーズを掘り起こすことは非常に大事であるが、それだけでは地域のエンパワメントを弱めてしまう。多くの社会政策や健康対策では、問題があると指摘された側面にばかり焦点が当てられ、いわゆる問題志向型アプローチに偏りがちであり、そこで、地域の良いところ=Assets=資産を見つけて、悪いところ・問題点にアセッツを利用して、バランスを取りながら解決していくことが重要。このアプローチがAssets mapping。各人が自分の生まれ育った地域についてassetsした。

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