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愛媛大学大学院医学系研究科 口腔顎顔面外科学講座

学会報告

日本義歯ケア学会第18回学術大会@名古屋

2026.02.24

【参加者】本釜聖子

 

 

2026年2月21日、22日に日本義歯ケア学会第18回学術大会が名古屋で開催され、参加してきました。今回の学会のテーマは、「著高齢化社会における義歯ケアと口腔管理」でした。

 

 

超高齢化社会が進行する中、義歯ケアは装置管理だけでなく、摂食嚥下機能や認知機能、QOLを支える口腔機能管理の一環としてその役割を拡大しています。教育講演の「口腔機能の回復を目指した義歯型・口腔内デバイス」では、当科でも製作している舌接触補助床(PAP)の適応や有効性についてと、音声機能を回復させる新しい口腔内デバイスであるマウスピース型人工喉頭について学びました。また、教育講演の「口腔機能管理は、認知症および軽度認知機能障害の先制的予防介入に寄与するか。」で、医科歯科における認知機能と口腔機能の関係およびその重要性についてと、今後の医科歯科連携治療の課題、口腔機能管理が先制的予防介入として持つ可能性について学びました。

 

一般口演では、恩師の徳島大学名誉教授の市川哲雄先生が「デンチャープラークコントロールを振り返る」で講演されました。他にも義歯洗浄、欠損補綴の20年間の推移、要介護者におけるADLや認知機能、義歯リライン材など多岐にわたっており、多くの知見が得られました。

 

 

また、前所属先である徳島大学口腔顎顔面補綴学分野の渡邉教授、医局員の先生方や、市川先生にもお会いでき、会話が弾みました。

今後もよりよい医療を提供できるよう、研鑽を積みたいと思います。