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愛媛大学大学院医学系研究科 口腔顎顔面外科学講座

医局新着情報

第79回 NPO法人日本口腔科学会学術集会

2025.05.20

【参加者】内田大亮、日野聡史、栗林伸行

5月16日・17日に長野県のキッセイ文化ホールおよびエア・ウォーターアリーナ松本にて開催された第79回 NPO法人日本口腔科学会学術集会に参加しました。

当科からは、内田教授が「診療における口腔科学の任務と力」をテーマとしたシンポジウムに座長として参加し、日野講師が同シンポジウムにて「歯科医師は感染症診療のエキスパートとして全身の健康に寄与できる」の演題名でシンポジストとして登壇しました。また、栗林は「CXCL13を腫瘍マーカーとした口腔扁平上皮癌の診断および予後評価」をテーマにポスター発表を行いました。

本学術集会では、口腔科学の多様な研究領域に関する最新の知見が共有され、活発な意見交換が行われました。シンポジウムやポスターセッションを通じて、多職種間および他大学との学術交流も深まり、非常に有意義な機会となりました。

また、夜には高知大学の山本哲也教授、千葉大学の鵜澤一弘教授をはじめとする各大学の先生方とともに信州そばを囲み、親睦を深めることができました。

公益社団法人日本補綴歯科学会第134回学術大会

2025.05.19

【参加者】本釜聖子

令和7年5月16日~18日の日程で長崎にて開催された公益社団法人日本補綴歯科学会第134回学術大会に参加してきました。

今回の学会のテーマは「不易流行(変わらないもの、変えていくもの)」で、最先端のデジタルデンティストリーとその動向、補綴の基礎となる臨床術式、先進的な治療術式など多数のシンポジウムやセミナーがあり、どれを聴きに行くか迷うほどでした。

今回、一番興味深かったのは、全部床義歯(総義歯)治療のデジタルワークフローと全顎的補綴治療である咬合挙上に関するシンポジウムで、新しい知見の学びと今までの知識のアップデートができました。

日々の臨床に還元できるよう、研鑽を積みたいと思います。

 

若手口腔外科医交流会第3回学術集会

2025.05.12

【参加者】 白井博之

5月10日〜5月11日に広島国際会議場で開催された若手口腔外科医交流会第3回学術集会に白井が参加しました。
5月10日に症例報告として「2年間無再発生存が得られている顎下腺導管癌の1例」という題目でポスター発表を行いました。
今回の学会参加を通じて口腔外科手技の向上おびびトラブルシューティングに関する新しい知見を得ることができました。これらの知見を日頃の臨床に生かしていきたいと思います。

日本救急医学会認定 ICLSコースを受講しました

2025.05.07

5/3に埼玉県(さいたま市)で開催された日本救急医学会認定 ICLSコースを当科の上村助教が受講しました。

本コースの受講やACLSの受講は学会が定める専門医の申請に関わるほか、「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」をテーマとしており、病院歯科に所属する歯科医師のみならず、医療従事者において非常に重要なスキルを習得できると思いました。

非常に有意義な受講になりました。

第22回日本口腔ケア学会総会・学術大会、第5回国際口腔ケア学会総会・学術大会合同会議

2025.05.01

【参加者】日野聡史、河本裕美子、尾澤みなみ、井ノ口茉奈

4月26-27日に新潟県の朱鷺メッセにおいて開催された、第22回日本口腔ケア学会総会・学術大会、第5回国際口腔ケア学会総会・学術大会合同会議に参加しました。

同会において、井ノ口が「多職種との連携充実に向けた歯科衛生士の取り組み」、尾澤が「動揺歯の有無についての自覚調査と他覚所見との乖離」と題して発表を行いました。

MRONJや誤嚥性肺炎と口腔ケアのかかわりについて、最新の知見を得ることができました。

第54回公益社団法人 日本口腔外科学会中国四国支部学術集会

2025.04.28

【参加者】内田大亮、栗林伸行、岡本樹、林田拓真、樋口聖、三宅正輝

4月26日に山口県KDDI維新ホールにて第54回公益社団法人
日本口腔外科学会中国四国支部学術集会が開催され、当科から6人が参加しました。
当科の岡本が「下顎歯肉癌術後に頸部リンパ節に発生した胚中心進展性異形成の1例」という演題で発表を行いました。
研修医にとってははじめての学会参加で、口腔外科という学問の深い知見に圧倒されました。これからの診療に活かせるよう精進してまいります。

前日には中国四国支部学術集会50周年祈念祝賀会が開催されました。

第34回日本有病者歯科医療学会総会・学術大会

2025.03.21

【参加者】内田大亮、栗林伸行、中川麻弥

3月14日から16日まで第34回日本有病者歯科医療学会総会・学術大会が御茶ノ水で開催され、当科から3人が参加しました。

当科からは中川が「入院下で血糖管理を行い口腔外科小手術を施行した糖尿病患者の臨床的検討」という演題でポスター発表を行いました。

他には、口腔感染症や、有病者歯科での静脈内鎮静法、口唇口蓋裂治療など、様々な講演があり、多くの知見を得ることができました。今後の診療に生かしていければと思います。

第10回日本がん口腔支持療法学会学術大会

2025.03.07

【参加者】日野、河本、尾澤、田坂、井ノ口

3月1日、2日と松山大学において開催された、日本がん口腔支持療法学会学術大会に参加しました。当科からは、「多職種の視点から考えるがん口腔支持療法―歯科医師の視点から」と題して日野がシンポジウムで、「多職種協働による口腔ケアが奏効した2症例」と題して田坂が一般演題で発表しました。

130人を超える参加者があり、非常に討議の活発な会でした。聴講した内容を参考に、今後もより一層精進して参ります。

第43回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会

2025.03.03

2025年2月27日、28日に東京都で開催された第43回日本口腔腫瘍学会総会・学術大会に当科の上村助教が参加してきました。

光免疫療法が歯科口腔外科領域で保険適応となり、1年が経過しました。

本学会ではその治療成績や経過などの報告が多くあり、大変勉強になりました。

愛媛大学では耳鼻咽喉科・頭頸部癌外科で当治療を行っており、口腔癌治療の選択肢が広がりますますの治療成績向上が期待されます。

共同研究の発表が行われました

2025.02.03

【共同研究者】本釜聖子、武田紗季

2025年2月1日に行われた第181回愛媛整形外科集談会において、「人工股関節置換術における術前の口腔機能の低下が術後早期の活動量に与える影響の検証」が当院整形外科との共同研究の結果として発表されました。

フレイル、身体機能と口腔機能との関連が注目される中、身体活動量に着目した非常に興味深い結果となりました。

今後被験者を増やし、より詳細に全身疾患と口腔機能の関連の特徴をとらえていけるよう努力してまいります。