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愛媛大学大学院医学系研究科 口腔顎顔面外科学講座

学会報告

令和7年度日本補綴歯科学会中国・四国支部学術大会@徳島

2025.09.01

【参加者】本釜 聖子

令和7年8月30日、31日に徳島で令和7年度日本補綴歯科学会中国・四国支部学術大会が開催されました。学会のテーマは、「超高齢社会に求められる補綴歯科学的アプローチ」でした。

シンポジウムは、「口腔機能低下症と診断された後の対応」で、当教室でも実施している口腔機能精密検査から診断される口腔機能低下症に対する歯科医師、歯科衛生士の対応でした。また、生涯学習公開セミナーは、「補綴難症例への連携的対応」で、超高齢化とともに増加する義歯難症例への対応について学ぶことができました。これからの臨床にも活かしたいと思います。さらに、恩師である市川哲雄名誉教授が市民フォーラム「入れ歯やインプラントで困っている人必見!補綴ってなに?補綴専門医ってなに?」で講演されました。多くの一般市民が参加され、質問も多く寄せられ、わかりやすく説明されていました。一般口演も基礎研究から臨床研究まで多岐にわたっており、多くの知見が得られました。

今年度より補綴歯科学会愛媛県支部の代議員に就任しました。今後、中国・四国支部会において補綴歯科に関するよりよい学術的研究や臨床に関する活動を進めてまいりたいと思います。