2025.09.22
【発表者】本釜 聖子
令和7年9月19日~20日にパシフィコ横浜で第31回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会が開催されました。今回の学会テーマは「いつも楽しく食べる~多職種による安全な食事の支援~」でした。当科からは本釜が、「下顎歯肉癌術後の高齢者に広範囲顎骨支持型装置を用いた補綴治療を行いQOLが改善した1症例」の発表を行いました。
現在、日本は高齢化が進んでおり、さらに救命治療の向上により、摂食嚥下障害を有する方々が増加しています。安全に食べるには治療を行う医師、歯科医師だけでなく、言語聴覚士や管理栄養士、看護師など多職種との協働が不可欠です。シンポジウムやセミナーを聴き、今までの知識をアップデートすることができました。明日からの診療に活かし、患者様に還元できるよう研鑽を積みたいと思います。