プライマリ・ケアの研修
第3内科および関連病院には消化管、肝胆膵、糖尿病や内分泌などを専門とする医師が数多くいます。また、臨床研修では消化管+肝臓、消化管+胆膵、肝+内視鏡、糖尿病+内分泌(特に甲状腺)、消化管+糖尿病、肝臓+糖尿病など2つ以上の領域を専門とすることが可能です。
しかし、現在世の中で必要とされている医師像は、あらゆる分野を一通りこなし、その上で何らかの専門性を併せ持ち、この多様化社会・高齢化社会に対応できる医師です。厚労省もそのような社会のニーズに応える一手段として2004年に「臨床研修」を必修化としました。
その点において、第3内科および関連病院では高齢者社会が叫ばれる前から消化器+内科全般+プライマリ・ケア、糖尿病+内科全般+プライマリ・ケア、内分泌+内科全般+プライマリ・ケアのような教育・研修システムを持ち、プライマリ・ケアの普及にも尽力して来ました。
愛媛県内に多くの関連病院を有する第3内科では、多くの医師が専門性を持ちながらも地域のニーズに応じてプライマリ・ケア能力を修得し、プライマリ・ケア医としての役割も担っております。特に、高齢化社会に突入している現在、特定の領域だけを身に付けていたのでは、多彩な合併症を有する高齢者の診療に対応できません。愛媛県でプライマリ・ケアの実践を考えている方は一度ご連絡下さい。
連絡先:3naika@m.ehime-u.ac.jp