2023.5.12-14
整形外科における西医体、もとい全医体とも言える、第96回 日本整形外科学会学術総会が横浜で開催されました。
今年の日整会は全てのセッションが現地で開催され、活気のある現地討論、大規模な展示、数多くの整形外科医で賑わう学会場に、コロナ禍前と同等の日整会の盛り上がりを実感いたしました。
現地では同門による懇親会を開催し、愛媛の更なる発展に向け団結を高める時間を過ごしました。–知・仁・術– 全てを併せ持つ愛媛大学整形外科であるべく、臨床も研究もさらに加速して参ります!
●一般演題
口演
藤渕:軟部肉腫患者においてがんの既往は予後不良因子の1つである
木下:Posterior stabilized-TKA術中の屈曲拘縮に対しての膝関節後方関節包解離の有効性の検証
内反膝に対して施行したposterior-stabilized TKAの術後成績に術中骨切り角度と下肢アライメントが与える影響
酒井:寛骨臼形成不全における股関節不安定性の動態解析
●ポスター
忽那:Low-fidelity関節鏡シミュレータは手術執刀未経験者の手術手技トレーニングに有用である
津田:rKAを用い内側解離を最小限にしたPS-TKAは術後臨床成績を改善する
―従来の内側解離で調整したMA PS-TKAとの比較検討―
閉鎖式高位脛骨骨切り術における腓骨骨切り部の癒合とその関連因子の検討
●シンポジウム
髙尾 Computer assisted hip joint surgery 総論