ご参加いただきました皆様、ならびに温かいご支援・ご協力を賜りました関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
私たちにとりましても、多くの学びと刺激に満ちた、大変有意義な時間となりました。
また皆様とお会いできますことを、心より楽しみにしております。
皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。











2025年12月6日、第184回愛媛整形外科集談会を開催いたしました。 今回は特別講演として、日本整形外科学会理事長であり、帝京大学医学部整形外科講座 主任教授の河野博隆先生をお招きし、 「整形外科はこのままでいいのか? ―『やるべきこと』と『やりたいこと』―」 をテーマにご講演いただきました。 整形外科が今後どのような方向を目指すべきか、また医療者が社会へ還元できる取り組みには何が求められているのかを、多角的な視点からご提示いただき、参加した若手医師にとっても大変示唆に富む講演となりました。


また、会の中では 第183回 愛媛整形外科集談会 優秀演題賞の授与式 が執り行われ、以下の2名が受賞されました。
• 千葉恭平先生(興生総合病院)

• 金澤壮健先生(愛媛大学医学部附属病院)

受賞された先生方に、心よりお祝い申し上げます。 本集談会を通じ、県内の整形外科医が教育・研究・臨床において互いに研鑽し、地域医療の発展に寄与する貴重な機会となりました。
今後とも、愛媛整形外科集談会へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
愛媛大学整形外科では、長年にわたり日本整形外科学会「整形外科移植に関するガイドライン」に準拠した施設内骨バンクを運用し、人工股関節再置換術や腫瘍再建など、多岐にわたる臨床で同種骨を活用してきました。近年では、トレーサビリティの強化や倫理的配慮に対する社会的意識の高まりを受け、より厳格な管理体制の整備が求められています。このような背景のもと、当科では日本組織移植学会認定骨バンク(カテゴリー1)の取得を目指し、2024年より運用体制の再構築に着手しました。
厳しい書類審査と現地査察を経て、2024年9月に正式な申請書を日本組織移植学会に提出し、2025年10月28日に認定されました。本邦でカテゴリー1認定骨バンクを有するのは、これまで北里大学と東京大学の2施設のみであり、当院の認定は全国で3施設目(西日本初)となります。今回の認定取得により、他施設への同種骨提供も可能となりました。
今後は、まず院内および関連病院間で安定した提供・管理体制を確立し、将来的には中国・四国地域における同種骨提供の要請にも応えられるよう、広域的な提供ネットワークの構築を目指します。安全性と倫理性を重視した骨移植医療の質向上に努め、日本の骨移植医療を牽引する骨バンクネットワークの形成に寄与してまいります。

2025年10月11日(土)、ホテルマイステイズ松山にて Zimmer Biomet Local Seminar in MATSUYAMA が開催されました。 本セミナーでは、「THAインプラント周囲骨折」をテーマに、 今後増加が予想される本合併症への対応について、 順天堂大学の 馬場智規先生 をお招きしてご講演いただきました。 講演では、馬場先生が提唱された Baba分類 をはじめ、 臨床現場での診断・治療戦略、セメントテクニックの注意点 などが詳しく解説され、 日常診療に直結する知見が共有されました。 また、若手医師や専攻医を対象に セメントワークショップ も行われ、 基礎から応用まで実践的な内容を学ぶ貴重な機会となりました。 活発な質疑応答と意見交換も交わされ、 非常に有意義なセミナーとなりました。 ご講演いただいた馬場先生に心より感謝申し上げます。![]()
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2025年9月26〜27日 AO Spine Principles Course — Basic Approaches and Surgical Tips on Anatomical が四国で初めて 愛媛大学医学部 にて開催されました。 本コースでは、脊椎外科の基本アプローチを中心に、解剖実習を通じて安全で確実な脊椎手術手技を学ぶプログラムが展開されました。 全国各地から脊椎外科医が参加し、AO Facultyによる講義と実技指導のもと、活発な議論と技術交流が行われました。 四国初の開催となった本コースは、地域における脊椎外科教育の発展にとって大きな一歩となりました。 愛媛大学では、今後も様々なカダバーセミナーを開催し、より質の高い整形外科教育を発信していきます。
2025年8月30日(土)、愛媛県松山市において、外傷グループ ETERNAL( Ehime Trauma Education, Research, and Network for locAL empowerment )発足後、初となるセミナーが開催されました。本会は大腿骨近位部骨折をテーマに、県内各施設の整形外科医が一堂に会し、最新の知見と臨床経験を共有する場となりました。前半のセッションでは、各施設から講演が行われました。 高須 厚 先生(済生会松山病院) は転子部骨折における整復評価やカットアウトリスクについて解説されました。
石丸 泰光 先生(HITO病院) はDVT予防における抗凝固療法の運用を報告し、施設間の対応の違いを共有しました。
渡森 一光 先生(愛媛大学) は手術待機期間の現状を取り上げ、48時間以内の手術実施率が課題であることを示されました。
楠目 浩祐 先生(市立宇和島病院) はFull HA coated stemとセメントステムの比較を行い、BCISや術中骨折といったリスクに触れつつ、インプラント選択の考え方を示されました。
最後に、特別講演として 渡辺病院 白形 陽生 先生 がご登壇されました。長年にわたり愛媛県の外傷診療を支え、若手医師の教育と技術向上に尽力されてきたご経験を踏まえ、「大腿骨近位部骨折に対する診断・治療・予防」について包括的にご講演いただきました。
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2025年6月21日、第13回 中四国MIST(Minimally Invasive Spinal Treatment)研究会が高知県で開催され、愛媛・高知の共同主催で盛況のうちに終了しました。 最小侵襲脊椎治療に関連した医師・メディカルスタッフによる多彩な発表に加え、ハンズオンセミナーや特別講演も充実内容でした。 当院からは、 専攻医4年目・田嶋先生(愛媛県代表として)脊椎内視鏡手術の普及に向けた教育・カダバー取り組みについて、発表を行いました。 その結果… 田嶋先生が優秀演題賞(県代表セッション)を受賞されました。おめでとうございます。今後ますますの活躍を期待しております。 愛媛大学は脊椎内視鏡手術を本気で学べる“理想的な環境(指導体制・カダバー、内視鏡器具などの教育資源・症例数)が整っています。 整形外科に興味がある学生・研修医の皆さんへ 「まずは見学から」でも大歓迎! 愛媛から世界へ。一緒に育っていきましょう!
2025年6月7日(土)、第182回 愛媛整形外科集談会が開催されました。今回は特別講演として、東京科学大学 整形外科学講座 教授 吉井 俊貴 先生をお招きし、「脊椎疾患 診断と治療のPitfall」という演題で、最新の知見と豊富な臨床経験に基づくご講演をいただきました。
本講演では、日常診療において遭遇する脊椎疾患の診断や治療に潜む“思い込み”や“見落とし”が、いかにして「落とし穴」となり得るのかを、多くの実例を交えて丁寧にご解説いただきました。典型的な症状に隠れた非典型例、難治症例の背景にある意外な要因など、臨床現場で即座に活用できる知見が多数盛り込まれており、非常に実践的な内容でした。
講演の中で繰り返し強調されたのは、「常識を疑う姿勢」の重要性です。日常診療の中にこそ思い込みが潜んでおり、既成概念にとらわれず、目の前の患者一人ひとりを柔軟な視点で診る力の大切さを改めて実感する機会となりました。
講演後には、脊椎外科に強い関心をもつ若手医師たちから多くの質問が寄せられ、吉井先生は一つひとつに丁寧かつ的確にご回答くださいました。
ご多忙のなか、貴重なご講演を賜りました吉井俊貴教授に、心より御礼申し上げます。


併せて、第181回 愛媛整形外科集談会 優秀演題賞の受賞者が発表され、愛媛大学医学部医学科5回生の鈴木 健人さん、および済生会松山病院の三好 翔太先生が選出されました。おめでとうございます!今後のさらなるご活躍を期待しております。
