愛媛大学大学院医学系研究科  整形外科学

PRP療法を導入しました

2020.04.01

当院では20204月より再生医療であるPRP療法を開始しました。

PRPとは自身の血液を使用し、抽出したものを患部に注入することで、生体が持つ自然な治癒反応により組織を修復する新しい治療法(再生医療)です。

現在自由診療で行われており、当院では以下の2つの治療を行っております。濃縮精製の方法の違いにより、適応部位・効果が異なります。

 

①関節軟骨の治療

 APS (Autologous Protein Solution):新世代のPRP療法

自身の血液より抽出したPRPから抗炎症成分を高濃度に抽出したもの

・抗炎症性サイトカインの炎症抑制による疼痛緩和

・同化・成長因子による細胞保護

⇒適応疾患:変形性関節症(肩関節、股関節、膝関節、足関節)

 

②靱帯・腱の治療

 GPS Ⅲ (Gravitational Platelet System)

血液を遠心分離し抽出した多血小板血漿(PRP

・血管新生の促進による組織新生促進

⇒適応疾患:腱、靭帯、筋損傷、付着部炎(アキレス腱炎、テニス肘、ゴルフ肘、肩関節周囲炎、肘側副靭帯損傷など)

 

現行の治療と比較しますと、保存療法と手術療法の中間的な位置付けの治療で患者様自身の治癒能力をサポートする治療方法です。変形性膝関節症において軽症から中等症の関節症に対しての適応となります。

 

*受診方法

まず、かかりつけの整形外科の先生に紹介状を作成して頂き、当院の一般外来の受診予約を取って頂きます。診察後、治療適性があればPRP専門外来を予約します。

 

*治療に関するお問い合わせ

予約、内容の問い合わせは当センター(089-960-5556)までご連絡ください