本賞は愛媛医学会が毎年選定し，国内外の医学誌に掲載された論文の著者を対象として，選考委員会で審査されるものです．

宇都宮先生は，膵腺房細胞癌は比較的稀な疾患で，腫瘍径が20mm以下（TS1）での診断例は特に報告が少ない．超音波内視鏡ガイド下穿刺吸引法（Endoscopic ultrasound-guided fine needle aspiration : EUS-FNA）によって得られた検体から診断が得られ、手術を施行したTS1の膵腺房細胞癌を経験したので報告しました．