愛媛大学医学部附属病院 人工関節センター

研究・活動実績

「The Journal of Clinical Investigation」に論文が掲載されました

2022.11.24

オステオサイエンス部門 愛媛大学プロテオサイエンスセンター病態生理解析部門病態生理学講座:今井祐記教授との共同研究論文(佐伯法学先生著)が、「The Journal of Clinical Investigation」に論文が掲載されました。関節リウマチの滑膜で発現が上昇し、様々な病態を網羅的に抑制するエピジェネティック制御分子UHRF1を同定しました。臨床サンプルを解析するとUHRF1の発現が低い患者が一定数存在し、UHRF1発現レベルと疾患活動性に負の相関が認められました。UHRF1の発現を維持する薬剤の投与で関節炎病態が改善することをマウスモデル等で明らかにし、今後、関節リウマチ患者のUHRF1の発現維持が新しい治療戦略になることが期待されます。

当教室の共著は三浦先生、渡森先生、水木先生

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9151705/

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