2017.09.11
女医のつぶやき④ ~内科専門医試験体験記~
久々のつぶやきです(*^▽^*)
私女医は、昨日9月10日に内科専門医試験を受けてきました。
受験をされた先生はみなさんそうだと思いますが、日々の業務を行いながらの試験勉強は大変でしたが、少しでも業務を減らすべく考慮してくれた、先輩や後輩に支えられ、体調を崩すことなく試験当日を迎えることができました。
出発直前には研修中の先生から、勝負菓子『Toppo』の差し入れをもらいました。
最後の『o』にヒゲをつけて『Toppa』→『突破』だそうです☆なるほど!!
ゆうに300人は入るであろう会場にギッシリ受験者がいて、なかなか緊張感漂う空間でした。糖尿病専門医以来、数年ぶりの試験だったので私も緊張しましたが、眠さが勝っていたというのも否めず。。。そして2時間×3コマは集中力がもたない、、、(+o+)とはいえ、どうにかこうにか最後まで戦いきることができました。
糖尿病外来をしていると、みなさん併存疾患も多く持っています。勉強した翌日の外来でその疾患をもつ方を診察することもよくありました。患者さんとのお付き合いも長くなるし、糖尿病以外のことも安心して相談できるような診療を目指すべく、今回の糖尿病専門医試験に向けての勉強は有意義な時間でした。
なので、試験結果は二の次としましょう、、、(^^;)
帰りの羽田空港では、同じく試験を受けた知り合いの先生がたくさんおられて、久々に会う学生時代の同級生や部活の先輩と話すことができて嬉しかったです。
以上、内科専門医試験体験記でした☆
2017.09.04
9月2日~3日の2日間、松山市総合コミュニティセンターで第67回日本体質医学会総会を開催いたしました。本会は糖尿病学会よりも歴史のある学会で、全国から多数の先生方にお集まりいただき、ご講演いただきました。
当科からも、会長公演として大澤春彦先生が「ヒトにおける血中レジスチン調節機構と体質」、シンポジウムとして高田康徳先生が「疾患感受性遺伝子と環境因子~レジスチンSNPからの知見~」、一般演題として川村良一先生が「血中レジスチンとn-3 PUFA摂取量の負の関連はSNP-420 G/G型で最も強い」のタイトルで発表しました。
体質医学の診療、研究に関する最新の情報を学ぶことができ、大変勉強になりました。
運営にご協力いただいた皆様、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
2017.08.07
2017/8~、研修医2年目の河本智里先生、山田寛子先生が当科で研修を開始されました!また、研修医1年目の藤原拓矢先生が8月中旬で当科での研修を終えることになりました。歓迎&ねぎらいの気持ちを込めて、「トラットリアヴィオラ」で歓送迎会を行いました。研究会でカツサンドを食べた後でしたが、楽しい時間の中、コース料理を完食しました☆
一緒に糖尿病診療、頑張りましょう!!
2017.07.26
当医局の前教授で愛媛大学名誉教授である牧野英一先生の坂口賞受賞記念祝賀会が行われました。
坂口賞は、日本で最初に糖尿病研究を始めた、故・坂口康蔵学会名誉会長を記念して、糖尿病学の発展、進歩ならびに糖尿病に関する啓発、福祉に著しく貢献した人に贈呈される大変名誉ある賞で(日本糖尿病学会賞規定より抜粋)、昭和62年の第1回から現在に至るまで中四国ブロックでは牧野先生が7人目の受賞となりました!!
今となっては当たり前の75gブドウ糖負荷試験ですが、来賓の先生から、当時は坂口食という米飯270gと鶏卵2個を負荷して血糖測定を行っていたというお話も頂き、糖尿病診療の歴史を感じました。祝辞や一言メッセージでは、牧野先生の素敵なお人柄を改めて知ることができました。
牧野先生には『私たちの糖尿病研究』と題して記念講演をして頂き、これまでの先生の研究成果や学会への貢献などをお話ししてくださいました。常に臨床を意識され、臨床から研究へ、そして研究から臨床へと還元される牧野先生の探求心と行動力は、若手医師はもちろん、祝賀会に参加されたみなさんにとって大変刺激になったようでした。
週の半ばの平日にも関わらず、牧野先生に所縁のある先生方に多数ご参加頂き、盛況の祝賀会となりました。
2017.07.25
7月22日の金曜日、大学近くのフレンチレストランでお食事会を行いました☆
当科を実習中の6年生も参加してくれて、いつもながら和やかに、笑いの絶えない楽しい時間を過ごしました。
職場でもアフターファイブでも変わらぬ雰囲気であることが当科の魅力のひとつです♪それに、美味しいお料理が華を添えてくれました。
今年の夏も暑そうですが、みなさん夏バテせずに毎日を乗り切りましょう!!
学生さんも忙しい中来て頂きありがとうございます☆
またいつでも医局に遊びにきてね☆☆
2017.07.25
第77回アメリカ糖尿病学会(ADA)が6月9日~13日、サンディエゴで開催されました。
川村医師らの演題がポスターに採択され、発表してきました。
シンポジウム等にも参加し、糖尿病学の最先端を学ぶことができました。
サンディエゴは気候も良く、会場のお花もきれいでした。
2017.05.29
お知らせ
愛媛大学大学院医学系研究科と愛媛大学医学部附属病院では、医学・医療の発展のために様々な研究を行っています。私どもの糖尿病内科学講座及び糖尿病内科・臨床検査医学では、愛媛大学の倫理委員会で承認された研究計画に従って、患者さんに同意を頂いた上で、糖尿病とその合併症に関連するヒト遺伝子解析研究や臨床研究を進めています。今回以下に示します研究では、一つのヒト遺伝子解析研究や臨床研究に同意して頂いた場合には、倫理委員会による妥当性の承認を得た上で、研究のために頂いた検体を別の関連する研究に利用させて頂きます。また、必要な場合には、倫理委員会の承認のもとに、患者さんのカルテの記録や通常の診療で行った検査の後に再検査のために保管された予備の試料(血液・細胞・排泄物など)を使用させて頂きます。
これらの研究の内容を詳しく知りたい方や、カルテや保管されている試料(血液・細胞・排泄物など)を利用することをご了解いただけない方は、下記【お問い合わせ先】までご連絡下さい。なお、これらの研究への参加をお断りになった場合にも、診療・治療の面で不利益をこうむることはありません。
【研究課題名】
「糖尿病関連遺伝子群の解明」「日本人1型糖尿病の包括的データベースの構築と臨床研究への展開」「東温市における生活習慣病、動脈硬化疾患、ならびに抗加齢に関する遺伝疫学研究(東温ゲノムスタディ)」「糖尿病患者における血糖変動と自律神経機能及びインスリン抵抗性、血中レジスチンとの関連についての検討」「J-BRAND Resistry」「HLA遺伝子型による糖尿病の新分類の試みおよび糖尿病発症に関する前向き観察研究」「電子カルテ情報活用型他施設症例データベースを利用した糖尿病に関する臨床情報収集に関する研究」「GAD抗体ELISA測定キットの検討」
【研究機関】愛媛大学大学院医学系研究科 糖尿病内科学講座
愛媛大学医学部附属病院 糖尿病内科・臨床検査医学
【研究責任者】大澤春彦(糖尿病内科学 教授)
【研究代表者】大澤春彦(糖尿病内科学 教授)
【研究の目的】
これらの研究は、糖尿病及びその合併症と関係がありそうな遺伝子や、生活習慣などの環境因子を調べ、糖尿病の原因解明や有効な診断・治療法の開発を目的としたものです。これらの研究を通じて、新たな糖尿病の予防法や治療法を確立し、医学の発展に寄与したいと考えています。
【研究の方法】
(対象となる患者さん)愛媛大学医学部附属病院糖尿病内科・臨床検査医学を受診された患者さん
(利用するカルテ情報)性別、年齢、発症時期、合併症、既往歴、身体所見、血液検査データ、画像検査データ、治療状況 等
(利用する試料)通常の診療で使用した後に残った試料(血液・細胞・排泄物など)
【個人情報の取り扱い】
収集した試料・情報は、氏名、生年月日、住所といった個人を直接特定できる情報を除いて別の符号を付けることにより匿名化致します。従って個人を特定できるような情報が外に漏れることはありません。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
【共同研究について】
これらの研究の一部は、他の病院や研究施設と共同で行っています。
対象となる患者さんのデータや試料は、匿名化の状態で、必要な場合には倫理委員会の承認のもとに共同研究施設に送られます。多くの情報を解析することで、医学・医療の発展に役立つ成果が得られることが期待されます。
<試料・情報の管理責任者>
愛媛大学医学部附属病院 糖尿病内科・臨床検査医学 大澤春彦
さらに詳しい本研究の内容をお知りになりたい場合は、【お問い合わせ先】までご連絡ください。他の患者さんの個人情報の保護、および、知的財産の保護等に支障がない範囲でお答えいたします。
【お問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院 糖尿病内科・臨床検査医学 大澤春彦
〒791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-960-5647
2017.05.24
2017年5月20日、21日に高知で日本内科学会が開かれました。
研修医2年目の赤澤里瑛先生が、「抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)を合併した腸間膜脂肪織炎の一例」の演題で発表されました。
忙しい中、しっかり勉強され、とても堂々とした発表でした!!
発表後は、高知の美味しいかつおを食べてほっと一息つきました(#^o^#)
赤澤先生、お疲れ様でした!
2017.05.22
坂口賞は、日本で最初に糖尿病研究を始めた故坂口康蔵同学会名誉会長を記念して、糖尿病学の発展、進歩ならびに糖尿病に関する啓発、福祉に著しく貢献した人に毎年贈られる賞です。
2017.05.22
2017年5月18日から20日まで、名古屋で日本糖尿病学会が開催されました。
当科からも口演4題、ポスター5題と多くの演題を発表しました。
よく勉強し、よく食べ(名古屋名物)、有意義な学会となりました。