老年・神経・総合診療内科学-愛媛大学医学部医学系研究科

当講座での診療内容

img_sinryo老年・神経・総合診療内科学では愛媛大学医学部附属病院で主に神経内科及び老年内科の診療を担っており、附属病院の抗加齢・予防医療センターも運営しています。

また、認知症疾患医療センターの診療や、愛媛県の神経難病患者の在宅療養支援の連携にも力を入れています。

抗加齢・予防医療センターについてはこちら

老年内科

老年内科では、高齢者の総合的な内科診療を行うほか、特に物忘れ、高血圧を中心とした循環器疾患、脂質異常症・骨粗しょう症・めまいなどの疾患を診療しています。

老年内科の主な対象疾患
認知症(アルツハイマー病など)、骨粗しょう症、排尿障害、ウェルナー症候群などの早期老化症候群 など
■呼吸器疾患
肺気腫、慢性気管支炎、肺炎、喘息など
■循環器疾患
高血圧・低血圧・不整脈・心不全・狭心症
■腎疾患
腎炎、ネフローゼ、腎不全、大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症
■内分泌・代謝疾患
甲状腺機能低下症・亢進症、脂質異常症、痛風 など

神経内科

神経内科では、脳や脊髄、末梢神経、筋肉の内科的疾患について診療を行っています。物忘れ、頭痛、手足の麻痺やしびれ、めまい、ふらつき、歩行障害、言語障害、嚥下障害、手足のふるえ・痙攣などのような症状を扱っています。

神経内科の主な対象疾患
■脳血管障害
いわゆる脳卒中と呼ばれる脳梗塞や脳出血、一過性脳虚血発作、など
■認知症
アルツハイマー病、血管性認知症、レビー小体型認知症、など
■神経変性疾患
パーキンソン病、脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、など
■免疫性神経疾患
多発性硬化症、視神経脊髄炎、急性散在性脳脊髄炎、重症筋無力症、ギラン・バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー、多発筋炎・皮膚筋炎、など
■筋疾患
筋ジストロフィー症、先天性ミオパチー、など
■末梢神経疾患
多発性神経炎、多発単神経炎、圧迫性神経障害、遺伝性ニューロパチー、内科疾患に伴う末梢神経障害、など
■神経感染症
髄膜炎、脳炎、プリオン病、など
■機能性疾患
てんかん、偏頭痛、睡眠異常、など

入院診療

img_nyuin老年内科・神経内科の病棟は、愛媛大学医学部附属病院1号館8階病棟にあります。愛媛大学医学部附属病院には1号館と2号館の2つの病棟があり、老年内科・神経内科は1号館、すなわち以前からある建物のほうにあります。

所在地・病棟への行き方・入院時の手続きについては、愛媛大学医学部附属病院のホームページをご参照ください。

1号館8階病棟には53床のベッドがあり、第3内科(肝臓・消化器・糖尿病内科)と同じ病棟です。
老年内科・神経内科のベッド数は10床ですが、第3内科との調整により多少増減します。
なお病室は個室と4人部屋の2種類です。

外来診療・外来担当

gairai

老年・神経・総合診療内科学講座で担当している外来は、

1.神経内科 2.老年内科 です。

なお神経内科は当講座と薬物療法・神経内科学講座の2講座が担当しており、また大学病院の総合診療科とも連携して診療しております。
外来受診時の手続きについては、愛媛大学医学部附属病院のホームページをご参照ください。

初診の外来受付は、原則として午前10時30分までに行ってください。保険証を必ず持参してください。

神経内科btn_shinryo_01

備考
午前 大八木 保政
越智 雅之
越智 博文
越智 雅之
大八木 保政
岡田 陽子
越智 博文
松本 清香
※「物忘れ外来」は完全予約制です。
午後 越智 博文 午後/予約のみ

 

老年内科老年内科外来診療予定表

備考
午前 伊賀瀬 道也 伊賀瀬 道也
午後 越智 雅之

 

※当講座担当分です。

愛媛県認知症疾患医療センターおよびもの忘れ外来

img_nintisyo愛媛大学病院には、県内に6か所ある地域型認知症疾患医療センターと連携した中核型認知症疾患医療センターが設置されています。当科には日本認知症学会認定の認知症専門医が2名おり(大八木、加藤)、センター経由の認知症紹介患者を診療しており、また、老年内科(伊賀瀬、越智雅之)としても「もの忘れ外来」を担当しています。大学病院として、新しい認知症治療薬の研究や若年性認知症の支援などにも力を入れていきます。

(文責:教授 大八木 保政)

中枢神経炎症性疾患への取り組み

中枢神経炎症性疾患への取り組み

多発性硬化症や視神経脊髄炎などの自己免疫性中枢神経疾患は全国的にも専門家が少なく、適切な治療を受けることが困難なこともしばしばあります。研修・入局のページに示すように、当科では伝統的に免疫性神経難病の研究・治療に力を入れており、中・四国でも数少ない専門医療が充実した医療機関です。さらに最近では、次々に新しい薬剤が使われるようになってきており、さらに治療の個別化と最適化を目指しています。このような治療戦略により、病気の再発・進行の抑制や患者さんの生活の質の向上が期待できます。

(文責:講師 越智 博文)

脳卒中への取り組み

脳卒中への取り組み脳卒中は頻度の高い疾患であり,治療薬や治療技術の進歩により,早期治療の重要性が増している分野です.当講座では,救急患者の迅速かつスムーズな受け入れと,シームレスな医療提携のため,脳神経外科と協力して,脳卒中ホットラインや脳卒中連携パスなどの取り組みを行っています.また,脳卒中には多彩な病態が含まれ,最適な治療のためにはこれらを正確に評価する事が重要であり,正確な診断と適切な治療をモットーに日々の診療を行っています.

(文責:助教 岡田 陽子)

抗加齢・予防医療センター(AAC)

img_koukareimg_koukare愛媛大学医学部附属病院に地域の予防医学を担う専門部門として開設された抗加齢・予防医療センターでは“Heartful Aging”をキーワードに、暦年齢より若々しく豊かで質の高いアンチ・エイジング、さらにサクセスフル・エイジングの実現を目指した多角的な活動を行っています。
なかでも動脈硬化と動脈硬化性疾患とに特化した人間ドック「抗加齢ドック」は、抗加齢センターの中核事業として、最先端の医科学的知見と個人の遺伝情報(体質)とに基づいて、おひとりおひとりのサクセスフル・エイジングをサポートしています。また、健康に関する正しい知識を普及する目的で、講演会の開催・マスコミ出演などの啓発活動も積極的に行っています。

img_koukare
平成20年4月からは、お肌の老化予防や皮膚がんの早期発見を目的とした抗加齢皮膚ドックを開設いたしました。加齢とともに蓄積される肌へのダメージを、最新技術と機器を用いて綿密にチェックします。

抗加齢・予防医療センター平成22年4月23日、抗加齢センターは、新設の医学部附属病院3号館に移り、「抗加齢・予防医療センター」と改称しました。これまでに2500余名の受診があった抗加齢ドックを引き続き行うとともに、新たに人間ドック(4コース制)を導入することで、より充実した健診機会を提供しております。

(文責:センター長 伊賀瀬 道也)

【お問い合わせ先】 抗加齢・予防医療センター  TEL:089-960-5932