卒後４年目の今井麻央と申します。

愛媛県立中央病院で初期研修を終え、卒後３年目は広島県三原市の興生総合病院で勤務しました。興生総合病院では、手の新鮮外傷が福山や尾道、岡山から救急搬送されてくることもあり、元々興味があった手外科領域の疾患を多く経験させていただきました。また赴任中は、切断指の再接着で必要なマイクロサージャリーのトレーニングプログラムを修了し、再接着の執刀を経験することができました。現在は愛媛大学医学部附属病院で勤務し、上肢チームで日々勉強させて頂いております。

整形外科は力仕事のイメージがつきがちですが、守備範囲がとても広く、外傷、人工関節をはじめ、腫瘍や小児、顕微鏡を使ったマイクロサージャリーの分野もあります。活躍されている女性の先輩方も沢山いらっしゃるので、男性はもちろん女性の学生さんや研修医の先生もぜひ整形外科に興味を持っていただけると嬉しいです。