はじめまして、専攻医3年目の星川遥と申します。

私は、初期研修終了後、県立中央病院、済生会西条病院を経て、県立今治病院にて後期研修を行っています。

私は、学生の時の実習で人工関節の手術を見て整形外科に興味を持ち、整形外科に入局しました。医師になってからは骨折の手術で整復の操作がうまくいき、元の形に戻る過程にも魅力を感じています。

手術の際は力仕事も多く、整復操作やスクリューの挿入等で力をお借りする事もあります。整形外科に興味を持っても、体力面で不安な方もいると思いますが、自分で全てのことができなくても、周りの先生方の助けを借りながらしている人もいるんだと思えば、少しハードルは低くなるのではないでしょうか。

また、私は研修医終了時に結婚をし、医師4年目で出産、5年目のタイミングで復帰をしました。出産前には当直業務の免除等の配慮をいただき、出産時にはお休みをいただきましたが、周りの先生方は人数が減るにも関わらず、快く応援してくださり、サポートしてくださいました。

また、家族の協力もあり、仕事復帰後は夫に家で育児と家事をしてもらっています。私のケースは珍しいかもしれませんが、周りの人に協力してもらいながら仕事をしている、こんな例もあるんだなと知ってもらえたら良いなと思います。そして女性の整形外科入局のハードルが低くなれば嬉しいです。