愛媛大学大学院医学系研究科 整形外科学

先輩からのメッセージ

先輩からのメッセージ

小倉 麻由

愛媛大学医学部附属病院

小倉 麻由

はじめまして、専攻医3年目の小倉麻由と申します。

私は、初期研修終了後、JCHO宇和島病院、愛媛十全医療学院附属病院を経て、現在愛媛大学医学部附属病院にて後期研修を行っています。

私は、

1.学生の頃から何となく内科系よりは外科系がいいなと感じており、整形外科の先生に、外  科系の中では整形外科は割と早い段階で執刀医として自立するのが早いと聞き、魅力的に感じたこと。

2.ポリクリ実習の際に、人工関節手術を見学し、ボーンソー(電動鋸みたいなもの)やハンマーを使ったダイナミックで唯一無二の手術に魅了されたこと。

3.整形外科には外傷や手の外科などの急性期疾患を扱うグループや人工関節、脊椎など慢性期疾患の治療を行い生活の質をupさせていくグループ、他にもスポーツや腫瘍、リハビリなど、多くの分野があり、専門医をとってからも働き方の選択肢が豊富だと感じたこと。

上記から、整形外科医を目指すようになりました。初期研修1年目の際には内科研修がとても楽しく、一時は内科に心を揺さぶられながらも、初期研修2年目で初めて執刀させていただいた際に、手術の面白さを改めて実感し、2年目の秋頃、入局を決めました。

今回は女性医師視点からの整形外科の魅力をお伝えします。まず、整形外科の手術は比較的短時間で終了する手術が多く、夜中までかかることはあまりないですし、よほど3次救急などをしている病院でない限り、夜間に呼び出されることは滅多にありません。私は大学卒業時に、忙しい外科医と結婚をしました。現在、家庭との両立を目標に研修しておりますが、仕事と家庭、無理なくいいバランスで働けているかなと思います。また、整形外科は女性の患者様も非常に多く、外来診療、特に股関節周り、臀部、肋骨部などの診療において「女の先生でよかった」と言われることは多く、とてもやりがいを感じます。上記の観点から、外科系に興味があるけど、家庭との両立もしていきたいと望む欲張りな女医さんにこそおすすめの科かなと思います。そして愛媛では特に整形外科の女性医師が少ないので非常に重宝されます!男性医師も女性医師もぜひ愛媛大学整形外科医局で一緒に働きましょう。お待ちしています!