メドトロニック社製手術支援ロボット「HugoTM RASシステム」によるロボット支援下大腸癌切除手術を四国で初めて実施しました。

2025.05.22

2025年5月14日(水)消化器腫瘍外科にて、「HugoTM RAS(ヒューゴ手術支援ロボット)システム」を用いたロボット支援下大腸癌(直腸癌)手術を四国で初めて実施いたしました。プロクター(指導医)として京都大学医学部附属病院 消化管外科の板谷喜朗先生にお越しいただき、手術は問題なく安全に終了しました。                                         <HugoTM RASシステム>                                                 独立した4本のアームを使用した手術支援ロボットシステムであり、従来の手術支援ロボットと異なりアームの細かな位置調節が可能であり、大腸癌の位置や患者さんの体型などに応じて柔軟な配置が可能となります。また執刀医の操作画面を複数のスタッフや学生が同時に確認できるオープンコンソールになっており、外科医同士のコミュニケーションも容易にとることができます。 当院ではすでに米国製の手術支援ロボット「da Vinci(ダヴィンチ)」と国産手術支援ロボット「hinotoriTMサージカルロボットシステム」による、患者さんへの体への負担を可能な限り軽減したロボット支援下大腸癌切除術を実施していますが、今後はHugoTM RASも用いて、より多くの患者さんに低侵襲手術を提供していきたいと考えています。                               今後も当院では精度の高い安全ながん手術治療を提供してまいります。    
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