肝疾患診療体制について

肝炎患者さんに適切な医療を受け手もらうために、正確な病態の把握や治療方針の決定が必要です。そのためには肝疾患に関する専門的な医療機関の関与が不可欠です。一方、患者さんが安定した病態を示す場合や治療方針に大きな変化がない場合はかかりつけ医による診療を中心に行うことが理想的です。
以上のように、肝疾患の診療においては、行政及び医師会等の関係団体の積極的な関与のもと、かかりつけ医と専門医療機関等との連携が必須であり、それぞれの役割に応じた診療体制構築を図る必要があります。


厚生労働省 都道府県における肝炎検査後肝疾患診療体制に関するガイドライン参照(厚生労働省ホームページより一部抜粋