2021.11.17
11月14日は世界糖尿病デーです。
病院が青くライトアップされていたのを偶然見かけた方もいらっしゃるでしょうか。
今年のテーマは「アドボカシー 偏見にNo!」
身近な病気である糖尿病ですが、偏見はいまだに存在しています。
身近な人の理解が糖尿病患者さんの支えになります。
理解を得られるような社会の実現するために努力していかなければならないと考える日となりました。
2021.10.25
10月22日~23日に、日本糖尿病学会中国四国地方会第59回総会が岡山で開催されました。
当科からはWebで以下4演題を発表しました。
「CDKAL1及びCDKN2A/2Bリスクアレル数は糖負荷後1時間血糖値と正に関連する 」
高門美沙季
「レジスチンSNP-420G/SNP-358Aハプロタイプはサルコペニア肥満予備群のリスクが高い」
池田陽介
「BMI25未満のNGTにおいて、レジスチンのハプロタイプはインスリン抵抗性と関連する」
羽立登志美
「血中レジスチンの変化はSNPハプロタイプと環境因子スコアにより規定される」
川村良一
現地参加はできませんでしたが、オンデマンド配信の特別講演や教育講演で最新の知見を勉強し、診療に役立てたいと思います。
2021.10.08
9/27から10/1まで第19回医科学研究発表会がWEB開催されました。
当研究室からは2回生の礒田真由香さんと緒方克俊君の2名が発表されました。2人とも1回生の時も当研究室に配属されており、本年も引き続いて受講してくれています。お2人とも学業も忙しい中、大変熱心に取り組んでくれました。
当研究室での近年の医科学研究は、1回生は2年連続で定員に対してフルマッチであり、2回生以降も引き続いて受講してくれる学生さんが多く、今年度は1回生から4回生まで4学年計10名の学生さんが当科で頑張って研究に取り組んでくれています。これからも教員一同より一層指導を頑張っていきたいと思っています。
以下、発表演題です。礒田さん、緒方君、大変お疲れ様でした。
レジスチンSNP-420 – SNP-358のハプロタイプと喫煙、及び炎症は、相互に血中レジスチンと関連する【東温ゲノムスタディ】
礒田真由香 (主指導教員:羽立登志美先生)
一般住民におけるサルコペニア肥満と血中レジスチン値との関連【東温ゲノムスタディ】
緒方克俊 (主指導教員:池田陽介)
2021.10.05
9月27日から、2年目研修医の川上先生、藤本先生が当科で研修を開始されました。
糖尿病の病型分類、感染症、電解質異常など、様々な症例を経験し、勉強されています。
1か月間と短い間ですが、抄読会も予定しています。
外来、病棟と、日々活躍中です。
糖尿病に興味のある方は、是非当科へ研修にいらしてください。
2021.09.15
2021年9月4日(土)~5日(日)にかけて第71回日本体質医学会総会が福岡県で開催されました。
当研究室からは、私 池田陽介が「レジスチンSNPハプロタイプはTNFを介したサルコペニア肥満指標悪化と関連する」というテーマでWEB発表を行いました。本会の大会長は福岡市健康づくりサポートセンターの井口登與志先生で私の恩師でございました。コロナ禍でなければ直接お会いしてご挨拶したいところでしたが、それはお預けとなりました。
また、2017年開催の第67回日本体質医学会総会は当教室主催で大澤春彦教授が大会長で開催致しました。2022年2月開催の「糖尿病学の進歩」でも大澤教授が大会長で当教室主催であり、現在鋭意準備中です。
当研究室から継続して新知見を発信できるように、また糖尿病学の進歩では実りある学会となるように、引き続き教室員一同頑張ってまいります!
2021.09.06
9月1日から林智里先生が産休から復帰されました。
林先生にとってもお子さんにとっても新たなスタートとなります。当科では育児と仕事を両立させて働いておられる先生も多く所属しています。様々な働き方の先生が、それぞれに力を最大限発揮できるように、医局全体でバックアップしながら診療にあたっています。元々バリバリ仕事をこなしていた林先生には、これからも頑張っていってほしいと思います!
このように9月から当科はさらにパワーアップしております!当科に興味を持って頂きました学生さんや若手の先生方をお待ちしております。
2021.08.26
糖尿病患者さんにとって、夏は特に、高血糖、脱水に注意を要する季節です。
8月~9月にかけて、研修医の菊池翔太先生が当科を研修されていますが、脱水、高血糖状態や1型糖尿病ケトアシドーシスなど、主に、急性代謝失調を来した患者さんの血糖・全身管理を勉強されております。
当科で学んだことを、今後の研修、診療に生かしてもらえると嬉しいです。
では残りの研修、引き続き頑張って下さい。
2021.07.27
2021年7月17日(土)~18日(日)にかけて第28回西日本肥満研究会が岡山県で開催されました。
当研究室からは、池田陽介先生が「レジスチンSNP-420G/SNP-358Aハプロタイプは、TNFを介したサルコペニア肥満指標悪化と関連する【東温ゲノムスタディ】」というテーマで質疑応答を含め15分間の発表を行いました。今回はCOVID-19の影響でWEBとのハイブリッド開催であったため、池田先生はオンライン発表となりました。様々な学会がWEB開催となっていますが、今年度も当科から多くの研究成果を発信する予定となっています。
当研究室から新たな知見が発表できるよう引き続き頑張っていきます!
2021.07.06
お知らせ
アンケート調査による日本人糖尿病の死因に関する研究
当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた過去の記録をまとめることによって行います。このような研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の規定により、対象となる患者さんお一人お一人から直接同意を得ることが難しい場合には、研究内容の情報を公開することが必要とされております。
この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、下記の「問い合わせ先」へご照会ください。
【研究課題名】アンケート調査による日本人糖尿病の死因に関する研究
【研究機関】愛媛大学医学部附属病院糖尿病内科
【研究責任者】大澤春彦(糖尿病内科 教授)
【研究の目的】
糖尿病患者の死因に関する検討を行うためには、大規模な調査が必要です。日本糖尿病学会により、「糖尿病の死因に関する委員会報告」がこれまでに4回、定期的に報告されています。我が国における糖尿病患者の死因調査を定期的に実施し過去の成績と比較することは、病態の変化、平均寿命への影響、管理・治療法の進歩による効果などの多くの情報を得ることに繋がり、今後の対応と展望を考えるうえで非常に有益であると考えられます。そこで、前4回とほぼ同様の調査を行い、2011~2020 年における日本人糖尿病患者の死因に関する解析を行い、これまでの成績と比較検討します。
【研究の方法】
(対象となる患者さん)
糖尿病内科に通院歴があり、2011年1月から2020年12月に当院で亡くなられた方
(利用する情報)
性別、死亡年齢、発症時期、合併症、既往歴、血液検査データ、治療状況、死因 等
【個人情報の取り扱い】
収集した情報は名前、住所など患者さんを直接特定できる個人情報を除いて匿名化いたします。この研究は、愛知医科大学等の他施設と共同で実施しており、収集した情報を共同研究機関に提供しています。また、研究結果は学術雑誌や学会等で発表される予定ですが、発表内容に個人を特定できる情報は一切含まれません。
さらに詳しい研究の方法をお知りになりたい場合は、「問い合わせ先」までご連絡ください。他の患者さんの個人情報や知的財産保護等に支障がない範囲でお伝えいたします。
また、この研究の対象となられる方で「ご自身の診療録(カルテ)は除外してほしい」と望まれる方は下記「問い合わせ先」までご連絡下さい。
【問い合わせ先】
愛媛大学医学部附属病院糖尿病内科 大澤春彦
791-0295 愛媛県東温市志津川
Tel: 089-960-5647
FAX: 089-960-5848
2021.06.30
6月28日から研修医の大柴先生と岡本先生が研修に来ました。
1型糖尿病などを勉強しながら、遠藤先生と一緒に3人研修に励んでいます!
糖尿病を学びたい研修医の先生は是非とも研修に来てください!